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著者による新刊紹介

横浜国立大学台風科学技術研究センター(監修)筆保 弘徳(編)おくむら 政佳(編)

図説 台風の事典

朝倉書店(2025年5月刊)

208ページ / B5判 ISBN:978-4-254-16140-3 価格:7,000 円(税別)

本書は、自然災害の中でも特に甚大な被害をもたらす「台風」について、基礎知識から最先端の研究動向までを体系的にまとめた総合事典です。第I部では、台風の構造・ 進化・影響・情報体制などの基本事項を平易に解説し、第II部では、観測・予測・防災・社会実装・発電・データサイエンスといった多角的な視点から、台風研究の最前 線を紹介します。国内の主要な台風研究者、特に横浜国立大学台風科学技術研究センターに関係する研究者らが中心となって執筆しており、研究者・技術者・行政関係者 から一般読者まで、台風への理解と備えを深めるための必携の一冊です。(海洋物理学部門 佐藤 正樹)

稚魚研究会(企画・原案)原田慈雄(編著)加納光樹(編著)田和篤史(編著)木下 泉(編著)河野 博(編著)

稚魚学のすすめ

生物研究社(2025年4月刊)

342ページ / A5判 ISBN:978-4-909119-43-8 価格:3,000円(税別)

皆さん、魚も”変態”するんです!!! 卵から孵化した魚の子供は、親とは似ても似つかない形をしています。成長するにつれ体の各器官が形成され、驚くほどの形態変化を遂げて親に似た稚魚になります。この過程を変態と呼びます。魚類学の中に「稚魚分類学」という分野が存在するゆえんです。日本は稚魚分類学の先進国です。本書は、魚の子供のころ、初期生活期を扱う研究者が集う「稚魚研究会」が編纂しました。4章にわたり、稚魚研究の目的、意義、方法、そして夢を紹介しています。標本の取り扱い、スケッチの描き方、透明標本の作り方など、浮遊期を有する水生生物研究のノウハウを紹介するマニュアル本のような側面も有しています。是非ご覧ください。(海洋生物資源部門 猿渡 敏郎)
※猿渡助教は「3.2 標本の作り方」項の執筆に加わっています。

渡部 雅浩(監修)

ニュートン先生の天気講義

ニュートンプレス(2025年3月刊)

184ページ / 四六判 ISBN:978-4-315-52896-1 価格:1,320円(税込)

「天気」は、私たちの生活にとても身近なものです。「今日は天気がいいから布団を干そう」といったささやかなことから、「台風」や「集中豪雨」など生命に関わるような災害まで、私たちの暮らしは天気に大きな影響を受けています。
そのため、人類は長い歴史の中で、暮らしを大きく左右する“天気の秘密”を何とかして読み解こうと、努力を重ねてきました。それが集積したものが、現在の「天気予報」です。
晴れたり曇ったり、大雨が降ったり、天気はめまぐるしく変化します。その変化をもたらす鍵となるのが、地球をめぐる「風」です。風は気圧の変化で生まれ、大きなうねりとなって地球をめぐり、世界中の地域にさまざまな気候の変化をもたらします。
そう、天気の変化とは、ダイナミックな大気の動きのことなのです。
本書は、天気についてのニュートン先生の講義です。講義といってもむずかしいものではなく、先生と、科学に興味をもっている生徒の会話です。「雲ができるしくみ」に始まり、「なぜ雨が降るのか?」「集中豪雨はなぜおきるのか」「天気予報のしくみ」など、天気の秘密がたくさん詰まっています。この本を読めば、毎日の天気の変化が、より生き生きと感じられることでしょう。
ニュートン先生の楽しい天気の講義を、どうぞお楽しみください。
(出版社による著書紹介より)