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2021年

荘司 一歩(著)

貝殻が語る環境と人:ペルーの海と先史時代の漁撈民

風響社(2021年10月刊)

64ページ / A5判 ISBN:978-4-89489-303-0 770円(税込)

「アンデス文明」と聞けば、アンデス山脈を舞台として高地に栄えた人々のくらしがよくイメージされる。しかし、太平洋沿岸の豊かな海洋資源を利用したくらしもまた、この文明を支える重要な役割を担ってきたことはあまり知られていない。当時の人々は何を食べ、どのように暮らしていたのだろうか。本書は、筆者自身がペルー沿岸の遺跡で実施してきた発掘調査と出土した貝殻の分析をもとに、6000年前の人々が環境の変化とどのように向き合って生きてきたのかを描きだす。なにかと専門的でマニアックになりがちな考古学の手法と魅力を、平易な表現でコンパクトにまとめることができたように思う。論文では載せきれない調査の苦労話や体験談を盛り込んだコラムも充実しているので、「考古学って何なの?」と思うような一般読者の方にも手に取ってもらえれば光栄である。(荘司 一歩)

東京大学未来ビジョン研究センター(編)

未来探究2050―東大30人の知性が読み解く世界

日本経済新聞出版(2021年3月刊)

356ページ / A5判 ISBN:978-4-532-35878-5 2,200円(税込)

「宇宙・生命の真理はどこまで解明される? 」「私たちの生活はどう変わる? 」――東京大学の独創的な研究者30人が2050年の世界を読み解きます。文理様々な分野の最先端の世界にふれることができる、はじめての本です。
「研究の最終到達点はどこか? 」「2030年、2050年にはどうなっているか? 」「未来社会にどのようなインパクトを与えるか? 」経済学、脳科学、素粒子物理学から、西洋美術史、仏教学まで研究者たちが共通質問に答えていきます。真理の探究の進展、社会へのインパクト、異分野間のコラボレーションについて語り、未来像を描きます。(高薮 縁)

※「【気象学】地球規模の雨や雲のメカニズムを解明」の章を、気候システム研究系の高薮 縁 教授が執筆

渡部雅浩(監修)

文系のためのめっちゃやさしい 天気

ニュートンプレス(2021年9月刊)

304ページ / A5判 ISBN:978-4-315-52447-5 1,650円(税込)

「今日は天気がいいから布団を干そう♪ 」といったささやかなことから、「台風」や「集中豪雨」など、命に関わるような災害まで、私たちの暮らしは、「天気」に大きな影響を受けています。
「天気」とはずばり、「大気の状態」のことです。晴天や大雨といった天気の変化は、気温や水蒸気、雲、気圧、風といった、大気のダイナミックな動きによってもたらされます。私たちが毎日目にする「天気予報」は、こうした大気の状態を観測することで予想されているのです。
本書では、天気について、生徒と先生の対話を通してやさしく解説します。本書を読めば、普段何気なく眺めている雲や吹く風から、天気の情報を読みとれるようになるでしょう。ぜひご一読ください!(渡部 雅浩)

東京大学未来社会協創推進本部(監修)

東大×SDGs 先端知からみえてくる未来のカタチ

山川出版社(2021年4月刊)

234ページ / A5判 ISBN:978-4-634-15183-3 1,980円(税込)

東京大学では、2017年7月に「未来社会協創推進本部」を設置し、地球というグローバルコモンズを守り、地球と人類社会の未来への貢献に向けた活動を推進しています。2021年7月現在の登録プロジェクトは210を数え、大気海洋研究所からも7つのプロジェクトが登録され、そのうち5つのプロジェクトについては東京大学教育研究推進事業にも採択されて活動を進めています。本書では東京大学の登録プロジェクトがSDG1から17までに整理され、その概要が簡潔かつわかりやすくまとめられています。大気海洋研究所の活動プロジェクトの理解にとどまらず、東京大学全体のアクティビティの全体を理解でき、今後の活動や連携を考えるきっかけになる本です。(兵藤 晋)

青山潤・玄田有史(編著)

さんりく海の勉強室

岩手日報社(2021年4月刊)

102ページ / AB判 ISBN:978-4-87201-539-3  1,430円(税込)

大気海洋研が岩手県で展開する東京大学FSI事業「海と希望の学校 in 三陸」。社会科学研究所との密接な連携によって、これまでにないスタイルの地域連携が進んでいます。生物学、物理学、化学、民俗学、歴史学、法学、経済学の専門家が、それぞれの視点から海をベースに三陸を元気にする小ネタを集めました。プロジェクトに参加する岩手県立大槌高校、宮古市立重茂中学校に加え、趣旨に賛同して岩手県内陸部での活動をサポートしてくれている「海と希望の学校 in 三陸 盛岡分校」の皆さんにもご寄稿頂きました。読めば三陸の海が好きになる。そんな海のある故郷が誇りになる。東日本大震災から10年が過ぎ、復興の先へ進む三陸沿岸社会へのエールです。(青山 潤)

女性科学者に明るい未来をの会(編)

私の科学者ライフ 猿橋賞受賞者からのメッセージ

日本評論社(2021年3月刊)

296ページ / 四六判 ISBN:978-4-535-78930-2 価格:1,900円(税別)

自然科学の分野で若手女性科学者に毎年一人ずつ授与される猿橋賞を最近受賞した20人が、自分の研究者人生を振り返りながら、後輩へメッセージを書きました。本書は猿橋賞40周年を記念して出版されたものです。(高薮 縁・阿部 彩子)

発見のわくわくを糧に/(第27回)高薮 縁
古気候の謎に挑んで/(第32回)阿部彩子

■日本評論社 - 私の科学者ライフ
https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8521.html