世界初、ミュオグラフィによる台風の観測
2022年10月11日
東京大学国際ミュオグラフィ連携研究機構
東京大学大学院新領域創成科学研究科
東京大学生産技術研究所
東京大学大気海洋研究所
シェフィールド大学
ダラム大学
イタリア原子核物理学研究所
カターニャ大学
ウィグナー物理学研究センター
アタカマ大学
オウル大学
東京大学国際ミュオグラフィ連携研究機構は、同大学大学院新領域創成科学研究科、生産技術研究所、大気海洋研究所、および英国シェフィールド大学、英国ダラム大学、イタリア原子核物理学研究所、イタリアカターニャ大学、ハンガリーウィグナー物理学研究センター、チリアタカマ大学、フィンランドオウル大学と共同で、世界で初めて台風の透視に成功した。
ミュオグラフィは、宇宙に由来する高エネルギー素粒子ミュオンを用いて巨大物体を透視する技術である。これまで火山、原発、ピラミッド、気象津波などの陸域、海域の透視に成果を上げているが、大気現象の観測に用いられたのは、今回が初めてである。ミュオグラフィを用いることで遠方の台風の内部構造をイメージングできるため、将来、台風の早期警報システムへの応用が期待される。
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東京大学生産技術研究所プレスリリース(2022年10月11日)