能登半島北東部の温泉水から深部流体成分の混入と化学成分の変動を観測
2024年5月24日
富山大学
金沢大学
東京大学 大気海洋研究所
高知大学
能登半島北東部を震源とする群発地震が長期的に継続しており、地下深部に存在する流体の挙動が地震の原因となっている可能性が指摘されています。富山大学・金沢大学・東京大学・高知大学からなる研究チームは、深部流体の供給源が直下に存在すると考えられている震源集中地域内に位置する温泉を調査し、2022年以降に顕著な化学・同位体組成の変動を観測しました。これはマントル起源物質を含む深部流体成分の混入率の変化などを反映したものと考えられます。本研究成果に関して日本地球惑星科学連合2024年大会(開催日:2024年5月26日から31日)で研究発表が行われる予定です。予稿は、それに先立ち同学会ウェブサイトにて 2024年5月17日(金)(日本時間)に掲載されました。
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富山大学プレスリリース(2024年5月24日)