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シャコ貝殻のストロンチウム/カルシウム比は日射量の変動を記録する

2012年3月27日

佐野 有司 (東京大学大気海洋研究所)
白井 厚太朗 (東京大学大気海洋研究所)
高畑 直人 (東京大学大気海洋研究所)
渡邊 剛 (北海道大学)

日射量は地球の気温を主に決定し、植物の光合成から人類の日常生活まで影響を与える重要な環境要素です。
東京大学と北海道大学の研究グループは、二次元高分解能二次イオン質量分析計(ナノ・シムス)を用いて亜熱帯に生息するシャコガイの殻を2マイクロメートルの分解能で分析しました。シャコガイは1日1本、数十マイクロメートル間隔で日輪を刻みながら成長します。
分析の結果から殻のストロンチウム/カルシウム比が、日射量の変化に対応しながら周期的に変化することを世界で初めて明らかにしました。
この結果は、化石などのシャコガイの殻を同様に分析することで過去の日射量に関する情報を約3時間の間隔で明らかにすることができる可能性を示しています。

プレスリリース資料PDFファイル(580KB)

図1.(390KB)

図2.(323KB)

図3.(420KB)

図4.(216KB)

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