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メタンハイドレート中に生命の痕跡を発見

2020年2月12日

佐野有司・高畑直人・田中健太郎(東京大学大気海洋研究所)

明治大学ガスハイドレート研究所のグレン・シュナイダー研究推進員、松本良特任教授、柿崎喜宏研究推進員、英アバディーン大学のステファン・A・ボーデン上級講師、東京大学理学研究科鈴木傭平准教授、幸塚麻里子特任研究員、同大学大気海洋研究所佐野有司教授、高畑直人助教、田中健太郎特任研究員らによる国際共同研究チームの研究成果が、「Scientific Report」に2020年2月5日に掲載されました。

メタンハイドレートは水とメタンから構成される固体物質でエネルギー資源として期待されています。今回の研究ではメタンハイドレートの中から採取した鉱物(ドロマイト)粒子内に微生物の痕跡を発見しました。これらの微生物はメタンハイドレートの形成過程で一緒に取り込まれた油分などの有機物を餌として活動していたと考えられます。こうした微生物とドロマイトの共存はメタンハイドレートが分布する他の海域でも認められる可能性があります。

詳しくはこちらをご覧下さい。
https://www.meiji.ac.jp/koho/press/6t5h7p000032lu9c.htmlこのリンクは別ウィンドウで開きます
(明治大学プレスリリース、2020年02月06日)

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