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太平洋深海域における生物多様性・生物地理研究の展望

更新日:2025年01月15日

(2025年2月17日 開催)

東京大学大気海洋研究所 共同利用研究集会

日    時:令和7年2月17日(月)10:00~17:30
場    所:東京大学大気海洋研究所2F 講堂
 〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 TEL 04-7136-6009
 (Zoomによるオンラインハイブリッド開催*

コンビーナー:渡部裕美、JAMSTEC、hwatanabejamstec.go.jp
大気海洋研対応者:小島茂明、東京大学大気海洋研究所、kojimaaori.u-tokyo.ac.jp

※アドレスの「◎」は「@」に変換してください

プログラム

2月17日(月)
10:00 渡部裕美(JAMSTEC)はじめに

太平洋深海域の生物多様性と生物地理:各論(10:30 – 12:35)
10:30 波々伯部夏美(JAMSTEC)小型マクロベントスの多様性:新種発見のフロンティアとしての深海
10:55 岡西政典(広島修道大学)海洋における種の境界線を探る:クモヒトデの生物地理を例に(オンライン)
11:20 喜瀬浩輝(産業技術総合研究所)太平洋における深海性花虫類の多様性と生物地理
11:45 伊勢優史(黒潮研究所)太平洋深海における海綿動物の多様性
12:10 小島茂明(東京大学大気海洋研究所)深海底魚類の水平・垂直分布と気候変動

深海生物多様性・生物地理を明らかにするための技術開発(13:30 – 15:00)
13:30 矢萩拓也(東京大学大気海洋研究所)熱水噴出域動物の初期生活史と生物地理: 貝殻を用いた幼生行動復元手法の開発
14:00 LINDSAY, Dhugal (JAMSTEC) 海洋生物地理学研究におけるツール開発:画像及び分子データとモデリングを使った統合的アプローチ
14:30 平井惇也(東京大学大気海洋研究所)太平洋広域における動物プランクトンの生物地理:分子生物学的手法を用いた取り組みと展望(オンライン)

深海生物多様性・生物地理を明らかにするための国際的な取り組み(15:15 - 16:45)
15:15 渡部裕美(JAMSTEC)深海生物多様性研究に関する国際的な取り組み
15:45 QIAN, PeiYuan (香港科技大) 中国における太平洋深海調査研究の現状:国際共同研究と将来展望(英語による講演)
16:15 BRANDT, Angelika (Senckenberg Museum) 太平洋海溝域を中心とした深海生物多様性・生物地理研究の成果と展望(英語による講演、オンライン)

総合討論とまとめ(17:00 - 17:30)
深海は海洋の多くを占めるものの、調査の機会が限られている。近年、気候変動や人的活動による深海生態系への影響が明らかになりつつあり、深海生態系の現状把握や保全にあたって生物多様性や保全単位となる生物地理区の把握が必要である。「総合討論とまとめ」では深海における生物多様性・生物地理研究に関するこれまでの知見や技術開発、国際協力についての取り組みをまとめ、具体的なアクションプランを策定する。

18:00 懇親会(大気海洋研究所大講義室)
東京大学大気海洋研究所共同利用集会「北西太平洋の深海生物相 白鳳丸KH-22-8、23-5次航海の成果を中心に」(2月18-19日)と合同開催

*オンラインでの参加を希望される方は
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeN3-RGJAaJijhwjz8DBoyelCsIBUUP_zvFCNBgp9RoX_v2Bg/viewform?usp=dialogこのリンクは別ウィンドウで開きますから登録して下さい。Zoomアドレス(「北西太平洋の深海生物相 白鳳丸KH-22-8、23-5次航海の成果を中心に」と共通)をお知らせします。

問い合わせ先:JAMSTEC 渡部裕美
hwatanabejamstec.go.jp
※アドレスの「◎」は「@」に変換してください

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