OceanDNAテック2024:海洋環境核酸解析の現状と将来展望
更新日:2024年09月24日
(2024年11月6日 開催)
日 時:令和6年11月6日(水)12:30~20:30
場 所:東京大学大気海洋研究所2F 講堂
〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 TEL 04-7136-6009
コンビーナー:濵﨑恒二(東京大学大気海洋研究所 hamasaki◎aori.u-tokyo.ac.jp)
大気海洋研対応者:同上
※アドレスの「◎」は「@」に変換してください
プログラム
11月6日(水)
【司会進行】
濵﨑 恒二 | 東京大学・大気海洋研究所・教授 |
【講演者】
遠藤 寿 | 京都大学・化学研究所・准教授 |
岡村 慶 | 高知大学・教育研究部・教授 |
潮 雅之 | 香港科技大学・海洋学科・助理教授 |
村岡 敬子 | 国立研究開発法人・土木研究所・特任研究員 |
多田 雄哉 | 国立水俣病総合研究センター・主任研究員 |
福場 辰洋 | 国立研究開発法人・海洋研究開発機構・主任研究員 |
【パネリスト】
伊藤 進一 | 東京大学・大気海洋研究所・教授 |
吉澤 晋 | 東京大学・大学院新領域創成科学研究科・准教授 |
平井 惇也 | 東京大学・大気海洋研究所・講師 |
Marty Wong | 東京大学・大気海洋研究所・助教 |
吉武 和敏 | 北里大学・海洋生命科学部・講師 |
緒方 博之 | 京都大学・化学研究所・教授 |
近藤 倫生 | 東北大学・大学院生命科学研究科/変動海洋エコシステム高等研究所・教授 |
【タイムテーブル】
12:30-13:20 受付
13:20-13:25 開会あいさつ
兵藤 晋 所長
13:30-13:40 趣旨説明
濵﨑 恒二
セッション1 座長:平井 惇也
13:45-14:10 講演1 「溶存態RNAからプランクトンの死滅を探る」
遠藤 寿 (京都大学・化学研究所・准教授)
14:10-14:35 講演2 「海洋における水銀の化学形態変化と微生物との関わり」
多田 雄哉 (国立水俣病総合研究センター・主任研究員)
14:35-15:00 講演3 「eDNAサンプラーによる自動サンプル採取の現状と今後」
福場 辰洋(国立研究開発法人・海洋研究開発機構・主任研究員)
15:00-15:15 休憩
セッション2 座長:吉澤 晋
15:15-15:40講演4 「環境変動観測に向けた物理化学的環境要因の統合システムの開発」
岡村 慶(高知大学・教育研究部・教授)
野口 拓郎(高知大学・教育研究部・准教授)
15:40-16:05 講演5 「環境DNA 河川管理への実装に向けて」
村岡 敬子(国立研究開発法人・土木研究所・特任研究員)
16:05-16:30 講演6 「環境DNAを用いた海棲大型生物の個体群サイズと齢構造の推定」
潮 雅之(香港科技大学・海洋学科・助理教授)
16:30-16:45 休憩
セッション3 座長:濵﨑 恒二
16:45-17:15 パネルディスカッション
17:15-17:20 閉会あいさつ
17:30-20:30 参加者交流会@大気海洋研究所217教室
【概要】
本イベントは、環境中での生物動態をモニタリングするツールとして急速に発展しつつある環境DNA 解析技術について、海洋環境での利用に必要な技術や実践例について企業、行政、学術等の多様な業界の皆さまと広く情報交換することを目的としています。 合わせて、本イベントによって文部科学省「海洋資源利用促進技術開発プログラム」による「海洋生物遺伝子情報の自動取得に向けた基盤技術の開発と実用化」および、東京大学FSIプロジェクト「オーシャンDNAプロジェクト:海洋DNAアーカイブ・解析拠点形成による太平洋の生物多様性と生物資源の保全」において開発された装置や関連技術の社会実装につながることを企図しています。
これまで3回にわたり同様のイベント(OceanDNAテック2021、同2022、同2023)を開催し、延べ500名近い参加者を得て連携が広がりつつあります。こうした連携をさらに強化するため、4回目の開催を企画しました。最新の研究に関する話題提供に加え、パネル形式で研究の将来展望について議論する予定ですので、多くの方々の参加をお待ちしております。
参加方法や詳細は次のホームページをご覧ください
http://ecosystem.aori.u-tokyo.ac.jp/OceanDNAtech/