白鳳丸世界一周航海(HEAW30)による科学成果
更新日:2024年02月20日
(2023年10月5-6日 開催)
日 時:令和5年10月5日(木)13:00~17:00(夜:懇親会)
10月6日(金)9:45~14:30
場 所:東京大学大気海洋研究所2F 講堂(ハイブリッド)
〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 TEL 04-7136-6009
コンビーナー:池原実、高知大学海洋コア国際研究所、ikehara◎kochi-u.ac.jp
大気海洋研対応者:山口飛鳥、海洋底科学部門、asuka◎aori.u-tokyo.ac.jp
※アドレスの「◎」は「@」に変換してください
参加ご希望の方は、現地参加・オンラインともに以下の登録フォームからご登録ください。(〆切:10月2日(月))
https://forms.gle/K9SnrcRsKvJW4DSV9
プログラム
10月5日(木)
13:00-13:10 趣旨説明(池原実、山口飛鳥)
13:10-14:55
トピックスA:世界一周航海HEAW30および南東太平洋(KH-19-6 Leg1-3)の成果
- 中嶋亮太(JAMSTEC)・野牧秀隆(JAMSTEC)・大西拓也(水産研究・教育機構)・横地駿(近畿大学)・長船哲史(JAMSTEC)・野口真希(JAMSTEC)・Shiye Zhao(JAMSTEC)・高橋一生(東大)・池原実(高知大)・津田敦(東大)
「Floating microplastics in the eastern South Pacific and the Southern Ocean」 - 小畑 元・豊島 栄太・漢那 直也・小川 浩史(東大)・深澤 徹(新潟大)・近藤 能子(長崎大)・西岡 純(北大)
「東部南太平洋における溶存態マンガン, 鉄, 銅, 亜鉛, 鉛の分布」 - 濵﨑 恒二・菅井 洋太・野村 比呂人(東大)・横地 駿・谷口 亮人(近畿大)
「東部南太平洋における微生物多様性と群集構造」 - 平井惇也(東大)・大西拓也(水研機構)・Fanyu ZHOU・玉蟲奈佳子・飴井佳南子・津田敦(東大)「広域調査から見る東部南太平洋の動物プランクトン多様性・群集構造」
トピックスB:南大洋における地質・地球物理系研究の成果(KH-19-6 Leg 4 & KH-20-1)
- 山口飛鳥(東大)「南大洋における現在と過去の活動的大陸縁」
- 谷健一郎(国立科学博物館)
「砕屑性ジルコン年代から明らかになったスコチア海周辺の大陸性ブロックの特徴」 - FOX Jodi(国立科学博物館・JSPS外国人特別研究員)
「サウスシェットランド諸島沖のコア試料に含まれるテフラの地球化学的特徴とその起源(仮)」
(休憩)
15:15-17:00
- 佐藤 暢(専修大)
「KH-20-1航海で得られた火山岩類の岩石学的・地球化学的特徴」 - 藤井昌和(極地研)
「地球物理観測で得られた南極大陸棚斜面と深海盆の海洋底構造」
トピックスC:南極底層水に関する観測・モデル研究の成果(KH-20-1)
- 大島慶一郎(北海道大学)
「ケープダンレー底層水に関する最新研究(KH-19,20の成果を含めて)(仮)」 - Mensah Vigan(北海道大学)
「Formation of Cape Darnley Bottom Water: A high-resolution model to study the formation and downslope flow of bottom water through a canyon system」 - 大橋良彦(The University Centre in Svalbard) 【オンライン】
「南極海ケープダンレー沖における南極底層水の水塊年齢および人為起源二酸化炭素濃度の推定」 - 小坂由紀子(金沢大)、Chandranath Basak、大橋良彦(The University Centre in Svalbard)、川合美千代(海洋大)、大島慶一郎(北大)、池原実(高知大)
「海水のネオジム同位体比を用いたケープダンレー沖の水塊の特性評価(仮)」 - 笹岡美穂
「南極絵巻巡回展ー境界を超える魅せ方の実践ー」
18:00-20:00 懇親会
10月6日(金)
9:45-11:30
トピックスD:南大洋におけるベントス・生物地球化学研究の成果(KH-19-6 Leg 4)
- 山下洋平・森雄太郎(北大)・小川浩史(東大)【オンライン】
「東部南太平洋における溶存黒色炭素の分布」 - 小川晟人(科博)・自見直人(名大)・蛭田眞平(昭和大)
「南大洋深海底生生物の多様性解明に向けて〜KH19-06およびKH-20-01 航海での底生生物相調査の成果と今後の展開〜(仮)」 - 小林格(東大)
「KH-19-06 Leg 4およびKH-20-01航海のヒトデ類標本を用いた系統分類学的研究(仮題)」 - 蛭田眞平(昭和大)
「KH-19-06 Leg 4航海の貝形虫標本を用いた系統分類学的研究(仮)」 - 嶋田大輔(科博)・自見直人(名大)
「KH-19-06 Leg 4航海の線虫標本を用いた系統分類学的研究(仮)』 - 野牧秀隆(JAMSTEC)、小栗一将、林亮太、菅寿美、松井洋平、宮崎征行、清家弘治、布浦拓郎、岡崎裕典、池原実
「南大洋フラクチャーゾーン堆積物の地球化学と生物活動」 - 岡崎裕典(九大)
「KH19-6 F5600試料の珪藻マット堆積物の特徴」
(ランチタイム)
13:00-14:30
トピックスE:南大洋における古海洋変動研究の成果(KH-19-6 Leg 4 & KH-20-1)
- 小坂由紀子(金沢大)、Chuan-Chou (River) SHEN、佐藤暢、南雅代、徳田悠希、池原実
「深海サンゴを用いたベンチレーション年代の復元(仮)」 - 窪田薫(JAMSTEC)、田邊路紗アイディーン、池原実、小坂由紀子、清家弘治、宮入陽介、横山祐典
「南大西洋アガラス海嶺から得た海底堆積物コア(KH19-6 PC10/MC14)の年代モデルと古海洋学的示唆」 - 加藤悠爾(筑波大)
「黄金色藻シストの地理分布と古海洋研究」 - 西村知泰(高知大)、森郁晃、寺田武志、池原実、諸野祐樹
「海底下における微生物と珪藻化石の相互作用」 - 竹原景子(高知大),加藤悠爾,Xiangyu Zhao,板木拓也,中山佳洋,菅沼祐介,Vigan Mensah,関宰,大島慶一郎,池原実
「過去50万年間における東南極ケープダンレー底層水の復元と変動要因の解明」 - 池原実(高知大)
「南大洋の古海洋変動ダイナミクス研究の成果と今後の展望」
14:30 閉会挨拶