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小倉義光先生追悼シンポジウム ―メソ気象研究の将来展望―

更新日:2023年05月11日

(2023年5月15日 開催)

東京大学大気海洋研究所 共同利用研究集会

日    時:令和5年5月15日(月)13:30~17:15
場    所:東京大学大気海洋研究所2F 講堂(オンラインとハイブリッドで開催)
                  〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 TEL 04-7136-6009
コンビーナー:新野 宏(東大大気海洋研), 坪木和久(名大宇宙地球環境研),
       加藤輝之(気象研)、連絡先:tkatomri-jma.go.jp
大気海洋研対応者:伊賀啓太(海洋物理学部門)、連絡先:igaaori.u-tokyo.ac.jp

※アドレスの「◎」は「@」に変換してください 

参加登録は締め切りました。

プログラム

13:30-13:40 「開会挨拶・趣旨説明」
13:40-14:05 新野 宏(東大大気海洋研)「小倉義光先生のご業績」
14:05-14:30 佐藤陽祐(北大)「メソ気象モデルにおける雲、エアロゾル、雷モデルの現状」
14:30-14:55 伊藤純至(東北大)「メソ気象の超高解像度シミュレーション」
14:55-15:20 足立 透(気象研)「最新の気象レーダーを用いたメソ気象研究の発展」
休憩
15:35-16:00 伊藤耕介(京大防災研)「極端大気現象の予測精度向上に関する展望」
16:00-16:25 坪木和久(名大ISEE/横浜国立大TRC)「台風の航空機観測」
16:25-16:50 加藤輝之(気象研)「集中豪雨と線状降水帯に関する課題~海の影響~」
16:50-17:15 「総合討論」

内容

東京大学海洋研究所長を務められた後、渡米してイリノイ大学に大気科学学科を創設され、2022年5月29日に100歳で逝去された小倉義光先生は、大気の数値モデル創生期の1960年代初頭に、積乱雲が再現可能な数値モデルの基礎を構築された。現在ではそのような数値モデルを用いることが、メソ気象を支配するメソスケール対流システム研究の主要な基盤的手法の1つとなっている。本研究集会では、小倉先生の偉業を振り返るとともに、小倉先生の遺志を引き継ぐべく、今後を担う中堅クラスの研究者にメソ気象に関わる各分野(雲、エアロゾル、雷、メソ気象の数値シミュレーション、気象レーダーによる観測、データ同化やメソアンサンブルなど)とその分野での広範囲の関わりについて、過去を振り返りつつ、その将来展望について講演・議論してもらう。また、メソ気象の中で近年特に注目されている台風と線状降水帯については、航空機による直接観測や梅雨期の集中観測、現在における研究の課題から将来変化も含めて、日本のメソ気象研究をリードしてきた研究者が捉えた現状と今後への思いを若手研究者に直接語り掛けてもらう。なお、本研究集会は小倉先生が発起人となって発足した本メソ気象研究会と東大大気海洋研共同利用研究での研究集会と共催して行う。

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