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水族館とフィールドワーク。その実際と可能性。

更新日:2021年11月05日

(2021年12月13-14日 開催)

コンビーナー

猿渡敏郎(東京大学大気海洋研究所・成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)、
西 源二郎(元東海大学海洋学部)、
植田育男(神奈川大学)

開催日時

令和3年12月13日(月) 13:00-18:00
令和3年12月14日(火) 9:30-18:00

開催形式

ウェッブ開催(Zoom)

参加申し込み方法

以下のGoogle フォームに必要事項をご記入ください。収集した個人情報は、東京大学の規定にのっとり適切に管理いたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScea9W4nAJlLlBV_72D6nw5SjciR0kf6eyGcYzfz2jTH9PQRg/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0このリンクは別ウィンドウで開きます
zoom 接続情報等は、前日までにご登録されたメールアドレスへご連絡いたします。
発表内容の録画、録音は禁止いたします。

開催趣旨

水族館は、水生生物の展示に特化した社会教育研究機関であり、展示生物の採集、畜養、運搬、飼育、展示といった一連の活動が精力的に行われており、フィールドワークはその根底をなしている。展示生物を良好な状態で飼育し展示するために、水族館の学芸員は常に採集方法、運搬方法、水槽の環境設定などに工夫を凝らしている。地引網採集による魚類相の調査、潜水採集にともなう行動観察など、研究も精力的に行われており、展示生物から新種が記載される事例も珍しくない。活動場所は日本国内にとどまらず、海外にも広がっており、葛西臨海水族園と名古屋港水族館による南極での採集や、ふくしま海洋科学館によるインドネシアシーラカンスの生態に関する研究はその最たる例である。さらに、水草や水生昆虫などを含む地元の水生生物全般に関する情報は、都道府県の水産試験場よりも水族館の方が蓄積している。

このように、日本全国にある70近くの水族館が実施しているフィールドワークは、世界的に見ても例のないほど幅広い水域と生物を対象に行われている。その結果、各園館に蓄積されている水生生物に関する情報と関連ノウハウは、大学、博物館や関連研究機関にとっても魅力的である。そこで本研究集会では、水族館が実施してきたフィールドワーク、大学や関連研究機関との共同研究を紹介し、今後の機関横断的な、学際的な共同研究の形成につなげることを目標としている。
 

プログラム

12月13日

13:00 開催の挨拶、趣旨説明       猿渡敏郎(東大大海研・成蹊ESDセンター)

13:15 基調講演
かごしま水族館の調査研究の取り組みについて~大学等の研究機関と連携した~
荻野洸太郎(かごしま水族館)

14:15 休憩

14:25 依頼講演
水族館とともに取り組む希少種保全・外来種問題〜京都市のオオサンショウウオ保全活動の事例〜
西川完途(京大地環)

15:00 依頼講演
ウミガメ回遊多型研究に水族館がいかに貢献したか
畑瀬 英男(近大農水産)

15:35 休憩

15:45 フィールドワークから学んだ水族館活動
戸田 実(美ら島財団)

16:10 葛西臨海水族園における野外収集活動と展示
児玉雅章(葛西水族園)

16:35 以布利センターと大阪湾で経験してきたこと
村上 寛之(海遊館)

17:00 休憩

17:10 串本におけるサンゴ群落の保全 ~サンゴ食害生物の駆除活動~
御前 洋(串本海中公園)

17:35 トラザメのふ化酵素解明:第1回目シンポジウムから16年〜ようやく宿題が終わろうとしている〜
゜増田元保(碧南水)・内田勝久(宮崎大)・西宮弘(宮崎大)

18:30 懇親会

12月14日

9:30 1987年から継続された地先海岸生物の分布調査が物語ること
植田育男(神奈川大)

9:55 江の島のヌマガエルはなぜ海岸にいるのか
゜北嶋円・伊藤寿茂(新江ノ水)・植田育男(神奈川大)

10:20 野外調査と人工産卵礁の確立による小型コウイカ類の産卵生態の解明
゜中山 新(東大大海研)・桃井駿介(浅虫水族館)・河村知彦・岩田容子(東大大海研)

10:45 休憩

10:55 高知県西南海域におけるウミウシ類の採集調査と飼育
゜古川貴裕・浜田みゆき・京谷直喜・下田敬勇・新野大(足摺海洋館)

11:20 大分県沿岸海域における魚類標本収集活動の実際
星野和夫(うみたまご)

11:45 シラスウナギの長期モニタリング調査 -和歌山県立自然博物館での調査活動-
揖 善継(和歌山県博)

12:10 昼休み

13:00 依頼講演
館山ステーションにおける野外研究: 魚類の配偶システムと性様式
須之部友基(海洋大館山)

13:35 小笠原諸島におけるユウゼンの生態調査 〜保全への貢献を目指して〜
松村 哲(葛西水族園)

14:00 駿河湾奥部におけるラブカの生態調査と胎仔の飼育展示
゜山田一幸(東海大海洋博)、山内信弥(アクアマリンふくしま)・冨山晋一・犬木義文(東海大海洋博)、堀江琢・田中彰(東海大海洋)

14:25 休憩

14:35 インドネシアシーラカンスの調査とその生態
岩田雅光(アクアマリンふくしま)

15:00 名古屋港におけるスナメリ調査のこれまでとこれから
゜大島由貴・加古智哉・神田幸司(名港水)・吉田弥生(東海大海洋)・木村里子(京大横断セ)・栗田正徳(名港水)

15:25 沖縄美ら海水族館の30年にわたるザトウクジラ調査  ~地域貢献と国際的研究への発展~
゜岡部晴菜・小林希実 (一般財団法人 沖縄美ら島財団)

15:50 休憩

16:00 東京湾のアマモ場再生活動における水族館との連携
工藤孝浩(神奈川水技セ内水)

16:25 水族館業務が支えた“姫路の地魚 食彩図鑑”の作成
増田 修(姫路水族館)

16:50 水族館就職希望の専門学校生を対象としたフィールドワークの実践
鈴木倫明(新潟市水族館)・安東宏徳(新潟大)前田英雅(TCA)・若林耕治(WaN)

17:15 総合討論

18:00 閉会の挨拶    西 源二郎(東海大海洋)

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