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【海洋アライアンス】震災復興過程に見る人と海の将来像

更新日:2012年04月23日

(2012年5月14-15日 開催)

海洋アライアンス国際シンポジウム
http://www.oa.u-tokyo.ac.jp/news/2012/03/2012514-15.html

【趣旨】2011年3月に発生した震災から1年が経過しましたが,水産業の復興が思うように進んでいない場所も多い状況があります.更には,復興のゴールについても,社会の継続性を主眼とした復旧をめざすのか,または競争力がある産業を興すために社会的な痛みを伴った改革をめざすのか,議論が収斂しないケースも見られています.そのような中,このシンポジウムでは,東日本大震災からの東北の水産業の復興の現状や2004年にインドネシアで発生した大津波で得られた教訓などを踏まえながら,震災からの復興を円滑化するための議論を深めるとともに,日本における人と海の将来像について理解を深めることをめざします.

【日 時】 1日目:平成24年5月14日(月)9:30~18:00
      2日目:平成24年5月15日(火)9:30~12:00
【会 場】 東京大学 弥生キャンパス
      フードサイエンス棟2F
      http://www.a.u-tokyo.ac.jp/campus/overview.html
      中島董一郎記念ホール
【参加費】 無料
【参加方法】事前登録制(所定の定員になり次第打ち切ります)
      当日,参加登録確認メールを
      プリントアウトしてお持ち下さい.
【参加登録】下記の申込専用サイトからの登録となります.
→(準備中)
【主 催】  東京大学 海洋アライアンス
【助成】日本財団


【プログラム】
20120514_15_OA_shinsai_fukkou.pdf
(1日目)
9:30~
開会:主催者挨拶
 浦 環 東京大学教授
報告:「東北3県の水産業被害とその対策」
 宮原正典 水産庁次長
報告:「東京大学海洋アライアンスの対応」
 黒倉 壽 東京大学教授
報告:「大槌町の水産業復興支援の現状と課題」
 川口博美 赤浜の復興を考える会会長
千田良仁 前東京大学特任講師
<休憩>
13:30~
報告:「FAOによる震災対応について」
 Lahsen Ababouch FAO水産局政策部長
報告:「沿岸災害復興における地方組織の役割」
 John Kurien インド・トリバンドラム開発センター・フェロー
報告:「インドネシア・バンダ・アチェの経験」
 M.Adli Abdullah インドネシア・アチェ州シャークワラ大学 教授
報告:「インド洋大津波におけるベンガル湾諸国の対応」
 Yugraji Yadava インド・ベンガル湾プログラム 局長

(2日目)
9:30~
報告:「沿岸災害における事前マニュアルの限界」
Robert Thompson 米国・ロードアイランド大学教授
報告:「水俣の経験から福島を語る」
Tim George 米国・ロードアイランド大学教授
パネルディスカッション
 モデレーター:野村一郎 前FAO水産局長
 パネリスト:各報告者

【注意事項】
使用言語は英語です.ただし必要に応じて日本語で簡易な説明を付記する場合があります.なお,報告テーマと発表者は変更の可能性がありますのでご了承ください.
※このシンポジウムは,海洋アライアンスと日本財団が連携して進める人材育成と研究活動「総合海洋基盤(日本財団)プログラム」の一環として開催するものです.

【問合せ先】
 東京大学大学院 農学生命科学研究科
 農学国際専攻 国際水産開発学研究室
 八木信行・大石太郎
 03-5841-8115

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