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大気海洋科学サマー・インターンシップ

平成30年 東京大学大気海洋研究所 「大気海洋科学サマー・インターンシップ」募集要項

東京大学大気海洋研究所「大気海洋科学サマー・インターンシップ」とは、将来、大学院進学を検討している学部2年、3年の学生を対象に、研究室の活動に参加することによって大気や海洋研究にふれて将来の進路を決める際の参考にしていただくためのものです。インターンシップの受講を通じて、最先端の研究を実際に体験できる数少ない機会ですので、興味ある方は是非ご参加ください。

1.受講について

(1) 「テーマ一覧」に掲載されているテーマは原則3日間(原則15時間)です。(最大2テーマ受講することができます。参加申込書に受講希望テーマ数を記入してください。)
(2) 参加申込書の希望理由および実施教員等の所見に基づき、所内委員会で書類審査を行います。

2.申請手続き等

対象学生 現在、大学学部2年、3年に在籍する者(平成30年4月1日に在籍のこと)(*1)
定員 テーマごとに人数を設定する
実施期間 平成30年8月初旬~ 9月下旬の間の3日間程度
実施場所 各テーマの実施場所は以下のいずれかで、テーマ一覧に記載されています。
〇東京大学大気海洋研究所
  〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5
  大気海洋研究所本館および総合研究棟2, 3F
  (一部所外で実施する場合もあります。フィールドには出ません。)
〇東京大学大気海洋研究所 国際沿岸海洋研究センター
  〒028-1102 岩手県上閉伊郡大槌町赤浜一丁目19番8号
参加費 無料(ただし、交通費、宿泊費などは参加者負担です。)
申込方法 参加申込書を下記提出先宛までe-mail(電子ファイル)で送付してください。参加申込書は以下からダウンロードしてください。
 ・参加申込書(MS-Word形式)
大気海洋研究所が申込書をe-mailで受信しましたら、受信確認メールを送ります。返信がない場合は電話で必ずお問い合わせください。

提出・問合せ先:東京大学大気海洋研究所
        国際・研究推進チーム
        e-mail:iarpaori.u-tokyo.ac.jp  「◎」は「@」に変えて下さい。
        tel:04-7136-6014
申込期間 平成30年5月21日(月)~6月15日(金)
選考結果の通知 書類選考後、7月頃にe-mailにより申込者宛てに通知予定
保険 万一の事故やけがに備え、必ずインターン参加の前に、災害傷害保険及び賠償責任保険等(学生教育研究災害傷害保険(学研災付帯賠償責任保険)等)に各自加入してください。なお、東京大学の学生は学生教育研究災害傷害保険には全員加入済ですが、学研災付帯賠償責任保険への加入は任意となっています。
備考 (*1) 高等専門学校専攻科の学生も大学学部に準じて受け入れます。
 

3.テーマ一覧

通番 教員氏名(職名) 日程 場所 定員 テーマ名 研究内容
1 安田一郎(教授) 8月1日から3日までの間の1日間、日程は希望者との協議の上、多少移動することも可能。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3名 海洋混合学・海洋循環学の基礎講習と実習 新海洋混合学(http://www.omix.aori.u-tokyo.ac.jp)および海洋大循環について理解を深めるとともに、今後の研究課題について学ぶ。
2 兵藤晋
(教授)
8月の連続する3日間の予定。日程は希望者と協議の上決めます。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3名まで 魚類の海洋環境への適応機構 講義に加え、主に研究所で飼育しているサメ類を用いて、解剖、血管カニュレーションと採血、ホルモン測定、血液の浸透圧やイオンの分析、イオン輸送分子の染色と観察、などを通して、魚類が海という環境に適応するしくみを学ぶ。
3 小島茂明
(教授)
狩野泰則
(准教授)
8月6日(月)~8月10日(金)または
8月20日(月)~8月24日(金)の間の連続した3日間
大気海洋研究所
(柏キャンパス)
6名 深海魚の進化を探る 最終氷期に大きな環境変動が起きた日本海に生息する深海魚を対象に、形態で区別できないが生殖的に隔離された隠蔽種の存在の可能性をミトコンドリア・核DNAの同時解析により検証、遺伝的分化過程を推定します。
4 芦 寿一郎
(准教授)
朴 進午
(准教授)
8月20日から24日までの間の3日間。日程は希望者と協議のうえ調整することがある。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
4名 沈み込み帯の堆積と変形を試料・水槽実験・地震探査記録から探る プレート沈み込み帯の堆積作用と浅部の変形作用について、地質試料、水槽を用いたアナログ実験、反射法地震探査記録の解釈から学ぶ。
5 田中潔
(准教授)
道田豊
(教授)
期間中の2日間程度。日程は希望者と調整して決めます。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3名 沿岸域の海洋物理学・海洋力学 沿岸域の海洋循環(海水の流れとそれに伴う物質循環)を調べる沿岸海洋物理学・海洋力学について、観測・数値実験・理論など様々な研究方法の概要と、サイエンスの枠を少しはみ出して社会に関わっていく方法を学ぶ。
6 岡英太郎(准教授) 8月20日(月)~9月21日(金)の間の2~3日間。日程は希望者と協議の上、決めます。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
2名 海洋の大規模変動 気候をコントロールし、水循環を反映する、海洋の物理(水温・塩分)構造の大規模変動について、講義と観測データの解析を通して学びます。
7 羽角博康(教授) 8月23日から9月14日までの間の連続した2日間。具体的な日程は受講者と相談の上で決定。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
2名 観測・シミュレーションデータで見る気候の状態と変動 観測および数値シミュレーションデータを用いて大気・海洋の様々な物理量の分布を描画しながら、気候の状態形成や変動メカニズムの基礎を学ぶ。
8 沖野郷子(教授)
秋澤紀克(助教)
8月23日から9月末までの間で2~3日。日程は希望者との協議して決定。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3名 海底の成り立ちを地形と岩石から学ぼう 日本の南方に広がるフィリピン海でこの夏行われる予定の観測航海のデータを使い、1) 地形データを処理して詳細な地形図を作成し、2)採取された岩石から薄片を制作して観察します。海洋地殻はどのようにして生まれるのか、考えましょう。
9 伊藤進一(教授)
小松幸生(准教授)
9月4日(火)~5日(水)の2日間 (日程は希望者との協議の上、多少移動することも可能) 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
5名 地球温暖化の海洋生物への影響を数値モデルを用いて探る 地球温暖化によって、海洋生物はどのような影響を受けるのでしょうか。数値モデルを用いた影響評価を体験します(http://lmr.aori.u-tokyo.ac.jp/feog/index.html)。
10 佐藤正樹(教授)
伊藤純至
(助教)
9月中の2または3日間、日程は希望者との協議の上、決定します。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3名 全球非静力学大気モデルNICAMによる数値実験 全球非静力学大気モデルNICAMの方程式系・差分法・構造の理解、およびNICAMを用いた台風等の数値実験、解析を行う。
11 北川貴士(准教授)
福田秀樹(准教授)
田中潔
(准教授)
青山潤
(教授)
河村知彦(教授)
9月頃を希望 国際沿岸海洋研究センター(岩手県大槌町) 6-10名程度 沿岸海洋学・生態学への招待 平成30年2月に竣工した国際沿岸海洋研究センターにて、物理学、化学、魚類生態学、底生生物学などを網羅した沿岸海洋研究に関する実習を行う。また、大槌町周辺の研究機関および震災復興の視察も予定している。