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気候システムに関する共同研究

2023年度 公募要領

1. 公募事項 公募する共同研究は、全国の個人またはグループの研究者と本研究所気候システム研究系(以下「気候系」)の教員が協力し、主として大型計算機を用いて研究を行うもので、以下の2つの形態があります。
(1) 特定共同研究
気候系が提案して計画的に推進する研究計画で、気候系内の研究グループと系外の研究者が協力して進める共同研究。
(2) 一般共同研究
一般公募によるもので、全国の個人またはグループが提案する研究テーマについて、気候系内外の研究者が協力して進める共同研究で気候系の研究目的に貢献が期待できるもの。
2. 申請資格者 国・公・私立大学及び国・公立研究機関に所属する研究者、またはこれらに準ずる研究者並びに本研究所長が適当と認めた者。
3. 申請方法 (1) 特定共同研究
「11.特定共同研究課題及び担当者」に示す特定共同研究に参加を希望する場合は、「特定共同研究申請書」(別紙様式1ワードファイル)1通を東京大学大気海洋研究所長あてに提出して下さい。
(2) 一般共同研究
一般共同研究の申請に当っては、代表者を定め「一般共同研究申請書」(別紙様式2ワードファイル)1通を東京大学大気海洋研究所長あてに提出して下さい。
((1)、(2)とも別添様式をコピーして使用して下さい。片面印刷してください。また、スペースが足りない場合、申請者において同様の形式で作成されたものでも結構です。)
※共同研究経過報告書
(1)、(2)とも共同研究を継続申請する研究者は継続申請と同時に「共同研究経過報告書」(別紙様式3ワードファイル)を提出して下さい。
なお、前年度に採択された同一研究者が研究テーマを新規で申請する場合も同様に「共同研究経過報告書」を提出して下さい。
また、東京大学大気海洋研究所気候システム研究系「共同研究」に係わる過去5年間の成果論文リストを別紙様式6エクセルファイルにてご報告ください。
4. 共同研究期間 2023年4月1日から2024年3月31日までの期間
(継続して共同研究を行うものについても、年度ごとに申請を受け採否を決定します。)
5. 申請期限 2022年12月16日(金)
6. 提出先 〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5
東京大学大気海洋研究所 国際・研究推進チーム 共同研究担当
TEL 04-7136-6014
e-mail: iarp[at]aori.u-tokyo.ac.jp
(e-mailアドレスの[at]は@に変換して下さい。)
7. 採否 共同研究の採否は、大気海洋研究所共同研究運営委員会において審査し大気海洋研究所協議会で決定します。2023年3月に採否の決定を行ない、その結果は、大気海洋研究所長から申請代表者に通知します。申請が採択された場合、研究代表者はグループ内の他機関所属研究者の「共同研究承諾書」(別紙様式4ワードファイル)を取りまとめ「6. 提出先」あてに提出して下さい。
8. 所要経費 8.1 大型計算機利用
大型計算機の利用は東京大学情報基盤センターのスーパーコンピュータのみに限ります。
(1) 東京大学情報基盤センターの「大型計算機利用負担金」を予算の範囲内において本研究所で負担します。
(2)「大型計算機利用負担金」は共同研究者の所属する研究機関へ直接配分は致しません。「計算機利用申請書」の「支払責任者」「経理責任者」の名義を本研究所とし、本研究所から東京大学情報基盤センターに移算することになります。
(3) 申請書(別紙様式1,2)には使用を希望する延べノード時間を記入して下さい。
【※共同研究でご使用頂ける東京大学情報基盤センターの計算機は Wisteria/BDEC-01 です。当該計算機に関しては以下のURLをご参照ください。
https://www.cc.u-tokyo.ac.jp/supercomputer/wisteria/service/course.phpこのリンクは別ウィンドウで開きます
共同研究者のみなさまに供する計算資源の目安は、Wisteria-O について約100ノードの通年使用に相当する「トークン」です。申請書には Wisteria-O の使用量を記入して下さい。Wisteria-A の利用を希望される場合は、上記URLに示された消費係数で Wisteria-O の使用量に換算して記入して下さい。トークンに関しては以下のURLをご参照ください。
https://www.cc.u-tokyo.ac.jp/supercomputer/wisteria/service/token.phpこのリンクは別ウィンドウで開きます
使用状況によっては年度途中の増量希望に応じることもありますが、できる限り計画的に申請してください。】
(4) 共同研究で大型計算機を使用できる期間は2024年3月末日までとなります。
 
8.2 旅 費
共同研究で本研究所に来所するために必要とする旅費については、申請にもとづき決定した予算の範囲内で支給します。
8.3 消耗品
本研究所に来所し、「気候システム研究装置」を使用する場合に必要とする消耗品(可搬ハードディスク等)については、申請にもとづき決定した予算の範囲内において、本研究所に準備します。
9. 研究装置 本研究所には複数のワークステーション群からなる「気候システム研究装置」(別添資料ワードファイル参考)を設置しています。 
通常の研究業務に支障とならない範囲内で使用することができます。
10. 共同研究報告書 (1) 共同研究の代表者は、「共同研究報告書」別紙様式5-1ワードファイル)(別紙様式5-2ワードファイル)1通を、2024年3月31日までに「6.提出先」あてに提出して下さい。
(2) 共同研究の成果について論文等を印刷物として公表したいときは、その別刷またはコピー2部を「6.提出先」あてに提出して下さい。
(3) 共同研究の成果について論文を発表する場合は、当該論文の謝辞に本研究所の共同研究による旨を付記されることを希望します。

下記に記載例を示します。
(和文)本研究は、東京大学大気海洋研究所気候システムに関する共同研究の支援を受けています。
(英文)This study is supported by the Cooperative Research Activities of Collaborative Use of Computing Facility of the Atmosphere and Ocean Research Institute, the University of Tokyo.

11. 特定共同研究課題及び担当者

課     題 担当教員
統合気候・環境モデル及び関連モジュールの開発と応用 大気海洋研究所気候
システム研究系教員
世界海洋大循環モデルの相互比較 羽角 博康
海洋モデルにおけるサブグリット現象のパラメータ化 羽角 博康
気候モデル及び観測データを用いた気候変動とその予測可能性の研究 渡部 雅浩
高分解能大気モデル及び領域型気候モデルの開発 渡部 雅浩
衛星観測及び数値実験による大容量気候データの解析 高薮 縁
全球雲解像モデルの開発及びデータ解析 佐藤 正樹
衛星データと数値モデルの複合利用による温室効果気体の解析 今須 良一
気候研究のための気候・氷床モデル開発と古気候数値実験 阿部 彩子
海洋物質循環・古海洋研究のためのモデル開発・数値実験 岡  顕
衛星データと数値モデルの融合による雲の素過程の研究 鈴木健太郎
極域を中心とした気候変動のモデル研究 吉森 正和
高解像度大気海洋結合モデルの開発と検証 宮川 知己


12. 添付書類

一般共同研究担当教員一覧
気候システム研究装置概要
2022年度[共同研究]採択一覧ワードファイル