令和8・9・10年度学術研究船白鳳丸共同利用公募ならびに企画調整シンポジウム開催について
令和6年7月18日
各関係研究機関の長 殿
東京大学大気海洋研究所 所長
研究船共同利用運営委員会 委員長
兵藤 晋
標記のことについて、別紙のとおり公募いたしますので、貴機関の関係者に周知方よろしくお願いいたします。
令和8・9・10年度学術研究船白鳳丸研究計画企画調整シンポジウム(2024年10月7-8日開催)
別紙
公募要領-令和8・9・10年度学術研究船白鳳丸共同利用
・共同利用を希望される方は、登録期限までに下記の方法で研究計画要旨(様式1)の登録を行ってください。
・登録された方は、企画調整シンポジウムにおいて研究計画を発表していただきます。発表には「令和8・9・10年度 学術研究船白鳳丸共同利用研究申込書」(様式2)の記載項目をすべて含んでください。企画調整シンポジウムの目的は、研究課題をより実行性が高く効果的なものにすることにありますので、発表後の質疑・議論のほか、参加者間の意見交換、観測研究推進グループや船舶担当者との相談ができる時間を設けます。この時点では審査は行いません。
・企画調整シンポジウムでの意見交換を踏まえ、「令和8・9・10年度 学術研究船白鳳丸共同利用研究申込書」(様式2)を期限までに提出してください。審査は、提出された申込書を評価します。
・登録せずに申込書を提出することはできません。
-
公募内容
学術研究船「白鳳丸」による、令和8年度から10年度の3年間に実施する、全国の大学・研究機関のための共同利用研究航海計画を公募します。大型学術研究船として、多様かつ総合的な観測研究が可能な白鳳丸の特徴を生かした提案を歓迎します。 -
申し込み資格
国・公・私立大学及び公的研究機関の研究者、並びにこれに準ずる者とします。 -
乗船資格
国・公・私立大学及び公的研究機関の研究者、並びにこれに準ずる者、大学院学生、研究生、学部学生です。学部学生の乗船については、主席研究員の同意と当該学生の指導教員の乗船が必要となります。大学院学生、研究生、学部学生は「学生教育研究災害傷害保険」等への加入を条件とします。
乗船者が乗船する際には、「乗船及び積込誓約書」を提出していただきます。 -
登録方法
以下リンク先のGoogle formsから、必要事項を登録した上で研究計画要旨(様式1)を提出してください。なお、ここで提出された要旨は、シンポジウム参加者に公開されます。
・白鳳丸共同利用研究計画要旨(様式1)
WordファイルとPDFファイル合わせて2通。 -
登録期限
令和6年9月20日(金) 17:00(日本時間・厳守) -
企画調整シンポジウム開催日程
令和6年10月7日(月)〜8日(火) -
企画調整シンポジウム開催場所
東京大学大気海洋研究所 講堂
※研究代表者(申込者)以外の分担者などが傍聴できるようハイブリッド環境を用意する予定でいますが、研究代表者(申込者)は必ず現地参加(代理発表も可)でお願いいたします。旅費は支給いたしません。 -
共同利用研究申込書 提出方法 (企画調整シンポジウム終了後)
以下リンク先のGoogle formから提出してください。
・白鳳丸共同利用研究申込書(様式2)
WordファイルとPDFファイル合わせて2通。
・データ・サンプルの取扱に関する誓約書(様式3)
署名の上、スキャンしたPDFファイル1通。
https://forms.gle/GTTwS3hzmeX11svZ6
※ご自身のGoogleアカウントでログインをお願いいたします。 -
共同利用研究申込書 提出期限
令和6年11月22日 (金) 17:00(日本時間・厳守) -
審査及び審査項目
研究船共同利用運営委員会の作業部会として、全国の海洋研究者の中から各分野のバランスを考慮して選ばれた委員により組織される、研究船運航部会(21名)において、申請された研究計画の評価作業を行います。評価にあたっては、研究目的・内容、研究実施計画の具体性・妥当性、研究・航海の遂行能力及び研究環境、研究の先進性・学際性、若手育成の観点による加点分を総合的に検討し、この評価結果をもとに、海洋研究開発機構に設置される運航計画調整委員会において運航計画を作成します。研究船共同利用運営委員会がこの計画を審議し、最終案を作成します。 -
採否の通知
令和7年3月中旬予定 -
要目
白鳳丸の要目については別紙1をご覧ください。 -
データ・サンプルの取り扱い
データ・サンプル及びそれらを用いた成果の取り扱いについては、「共同利用研究航海のデータ・サンプルの取扱」(別紙2)が適用されます。 -
問合せ先
【申込に関して】
東京大学大気海洋研究所 事務部 国際・研究推進チーム
〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5
TEL: 04-7136-6009 FAX: 04-7136-6039
e-mail: iarp[at]aori.u-tokyo.ac.jp *e-mailアドレスの[at]は@に変換して下さい。
【公募内容に関して】
東京大学大気海洋研究所 共同利用・共同研究推進センター 観測研究推進グループ
TEL: 04-7136-6446 FAX: 04-7136-6448
e-mail: kikaku[at]aori.u-tokyo.ac.jp *e-mailアドレスの[at]は@に変換して下さい。 -
その他
・第5次男女共同参画基本計画に基づきより多くの女性からの申し込みを歓迎します。
・「申込書の作成にあたって」(別紙3)をよくお読みください。
・他船の公募との重複した応募は出来ません。
・「白鳳丸」に搭載可能な共同利用観測機器については、別紙4をご覧ください。
・過去3回の応募件数及び採択件数については、別紙5をご覧ください。
・予算や気象・海況等のやむを得ない事情により、航海の変更または中止の可能性がありますのでご了承ください。
・調査観測の実施にあたっては、研究船等の安全性の確保を最優先とし、危険と考えられる海域では、航行・潜航を行えないことがありますのでご了承ください。
・調査観測の実施にあたっては、操業漁船と競合しないことを前提に漁業調整を実施します。また、海底ケーブルの敷設、演習海域の設定が行われている場合もありますので、調査観測海域と研究実施計画を策定する際には、「海洋調査の計画策定上の注意点」(別紙6)を必ずご一読ください。
・研究者自身の持ち込み機器は、外国為替及び外国貿易法上、規制されることがあります。研究者は事前にメーカー等に確認し安全保障輸出管理の関連法に抵触しないように十分配慮してください。「安全保障輸出管理に係る対応について」(別紙7)をご覧ください。
・船上で微生物等を用いる実験を行う場合、「研究船上における微生物等実験、遺伝子組換え実験及びゲノム編集実験の実施について」(別紙8)に記載されているとおり実施の制限があります。また、実施可能なものについても実施にあたっての条件がありますので「微生物等実験安全管理基準」(別紙9)及び「BSL1微生物等実験を行うに当たって」(別紙10)をご覧ください。
・「主席研究員の役割」(別紙11)をご一読ください。
・外国の管轄水域における海洋の科学的調査の同意申請(MSR申請)に関しては別紙12をご覧ください。
・共同利用の成果を学術論文として報告した場合は、採択通知に記載されるGoogle Formsに書誌情報を入力してください。また、論文中に当研究所の共同利用である旨を明記してください。
(記入例)XXXには船名を明記してください。
(和文)本研究は東京大学大気海洋研究所研究船共同利用(XXX, 課題番号)の支援を受けて実施された。
(英文)This study was supported by Cooperative Research Program of Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo (Research Vessel XXX, Number). -
添付資料
様式1 白鳳丸共同利用研究計画要旨
様式2 白鳳丸共同利用研究申込書
様式3 データ・サンプルの取扱に関する誓約書
別紙1 「白鳳丸」利用の手引き
別紙2 共同利用研究航海のデータ・サンプルの取扱
別紙3 申込書作成にあたって
別紙4 共同利用観測機器(「白鳳丸」搭載可能機器)一覧
別紙5 共同利用研究 応募・採択状況
別紙6 海洋調査の計画策定上の注意点
別紙7 安全保障輸出管理に係る対応について
別紙8 研究船上における微生物等実験、遺伝子組換え実験及びゲノム編集実験の実施について
別紙9 微生物等実験安全管理基準
別紙10 BSL1微生物等実験を行うに当たって
別紙11 主席研究員の役割
別紙12 外国の管轄水域における海洋の科学的調査の同意申請(MSR申請)に関して
https://www.jamstec.go.jp/mare3/j/boarding/msr/
参考1 深海底の鉱区における「海洋の科学的調査」について