令和6年能登半島地震に関する緊急公募 学術研究船白鳳丸共同利用(計画航海参加型)について
令和6年1月17日
各関係研究機関の長 殿
東京大学大気海洋研究所 所長
研究船共同利用運営委員会 委員長
兵藤 晋
標記のことについて、別紙のとおり公募いたしますので、貴機関の関係者に周知方よろしくお願いいたします。
(別紙)
公募要領-令和6年能登半島地震に関する緊急公募
学術研究船白鳳丸共同利用(計画航海参加型)
- 公募内容
2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により甚大な被害が発生しました。この災害により亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
令和6年能登半島地震の実態と周辺環境への影響を早急に把握するため、学術研究船白鳳丸共同利用の緊急公募を実施します。
2024年2月下旬から3月中旬のうち現地調査期間10日間程度の緊急研究航海を「白鳳丸」で実施します(現在調整中のため詳細な日程は未定)。この実施予定の研究航海(別紙1
)に参加して実施する令和6年能登半島地震に関する研究を公募します。なお、本研究航海は、迅速に実施することが求められており、公募開始から実施までの期間を通常の共同利用公募より短縮する必要があります。すでに地震研究のコミュニティレベルで、マルチチャンネル地震探査が検討されていることを受け、本探査グループの研究航海(別紙1
)をベースとした学術研究船白鳳丸共同利用(計画航海参加型)としての公募とします。
- 申し込み資格
国・公・私立大学及び公的研究機関の研究者、並びにこれに準ずる者とします。 - 乗船資格
国・公・私立大学及び公的研究機関の研究者、並びにこれに準ずる者、大学院学生、研究生、学部学生です。学部学生の乗船については、主席研究員の同意と当該学生の指導教員の乗船が必要となります。大学院学生、研究生、学部学生は「学生教育研究災害傷害保険」等への加入を条件とします。
乗船者が乗船する際には、「乗船及び積込誓約書」を提出していただきます。 - 申し込み方法
以下申し込み先のGoogle formから提出してください。
・学術研究船白鳳丸共同利用研究申込書(計画航海参加型)(様式1)
WordファイルとPDFファイル合わせて2通。
・データ・サンプルの取扱に関する誓約書(様式2)
署名の上、スキャンしたPDFファイル1通。 - 申し込み先
以下リンク先のGoogle formから提出してください。
https://forms.gle/orDyKbYHFQizdC4b9
※ご自身のGoogleアカウントでログインをお願いいたします。 - 申し込み期限
令和6年1月31日(水) 17:00 (日本時間・厳守) - 審査及び審査項目
研究船共同利用運営委員会が、主席研究員と協議の上決定します。 - 採否の通知
令和6年2月初旬通知予定
(正式な採否通知は令和5年3月を予定しています。) - 要目
白鳳丸の要目については、別紙2をご覧ください。
- データ・サンプルの取り扱い
データ・サンプル及びそれらを用いた成果の取り扱いについては、「共同利用研究航海のデータ・サンプルの取扱」(別紙3)が適用されます。
- 問合せ先
お問い合わせは下記までお願いします。
【申込に関して】
東京大学大気海洋研究所 事務部 国際・研究推進チーム
〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5
TEL: 04-7136-6009, 6010 FAX: 04-7136-6039
e-mail: iarp[at]aori.u-tokyo.ac.jp *e-mailアドレスの[at]は@に変換して下さい。
【公募内容に関して】
東京大学大気海洋研究所共同利用・共同研究推進センター 観測研究推進グループ
TEL: 04-7136-6446 FAX: 04-7136-6448
e-mail: kikaku[at]aori.u-tokyo.ac.jp *e-mailアドレスの[at]は@に変換して下さい。 - その他
・第5次男女共同参画基本計画に基づきより多くの女性からの申し込みを歓迎します。
・「申込書の作成にあたって(計画航海参加型)(令和6年能登半島地震に関する緊急公募)」(別紙4)をよくお読みください。
・他船の公募との重複した応募は出来ません。
・「白鳳丸」に搭載可能な共同利用観測機器については、別紙5をご覧ください。
・予算や気象・海況等のやむを得ない事情により、航海の変更または中止の可能性がありますのでご了承ください。
・調査観測の実施にあたっては、研究船等の安全性の確保を最優先とし、危険と考えられる海域では、航行・潜航を行えないことがありますのでご了承ください。
・調査観測の実施にあたっては、操業漁船と競合しないことを前提に漁業調整を実施します。また、海底ケーブルの敷設、演習海域の設定が行われている場合もありますので、調査観測海域と研究実施計画を策定する際には、「海洋調査の計画策定上の注意点」(別紙7)を必ずご一読ください。
・研究者自身の持ち込み機器は、外国為替及び外国貿易法上、規制されることがあります。研究者は事前にメーカー等に確認し安全保障輸出管理の関連法に抵触しないように十分配慮してください。「安全保障輸出管理に係る対応について」(別紙8)をご覧ください。
・船上で微生物等を用いる実験を行う場合、「研究船上における微生物等実験、遺伝子組換え実験及びゲノム編集実験の実施について」(別紙9)に記載されているとおり実施の制限があります。また、実施可能なものについても実施にあたっての条件がありますので「微生物等実験安全管理基準」(別紙10
)及び「BSL1微生物等実験を行うに当たって」(別紙11
)をご覧ください。
・共同利用の成果を学術論文として報告した場合は、採択通知に記載されるGoogle Formsに書誌情報を入力してください。また、論文中に当研究所の共同利用である旨を明記してください。(記入例)XXXには船名を明記してください。
(和文)本研究は東京大学大気海洋研究所研究船共同利用(XXX, 課題番号)の支援を受けて実施された。
(英文)This study was supported by Cooperative Research Program of Atmosphere and Ocean Research Institute, The University of Tokyo (Research Vessel XXX, Number). - 添付資料
様式1学術研究船白鳳丸共同利用研究申込書(計画航海参加型)
様式2データ・サンプルの取扱いに関する誓約書
別紙1学術研究船「白鳳丸」令和6年能登半島地震に関する緊急研究航海概要
別紙2「白鳳丸」利用の手引き
別紙3共同利用研究航海のデータ・サンプルの取扱
別紙4申込書作成にあたって(計画航海参加型)(令和6年能登半島地震に関する緊急公募)
別紙5共同利用観測機器(「白鳳丸」搭載可能機器)一覧
別紙7海洋調査の計画策定上の注意点
別紙8安全保障輸出管理に係る対応について
別紙9研究船上における微生物等実験、遺伝子組換え実験及びゲノム編集実験の実施について
別紙10微生物等実験安全管理基準
別紙11BSL1微生物等実験を行うに当たって