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変動期に入った日本周辺海域の漁業資源

更新日:20161003

(2016年11月28-29日 開催)

東京大学大気海洋研究所 共同利用研究集会

日時:平成28年11月28日(月)13:00~11月29日(火)15:30

場所:東京大学大気海洋研究所 講堂

コンビーナー:渡邊千夏子(中央水研)・船本鉄一郎(北水研)・宍道弘敏(鹿児島水技セ)・渡邊良朗(大海研)

【開催趣旨】 日本周辺海域の漁業資源は変動期に入ったと思われる。亜寒帯水域では、マダラ資源が2011年以降急増して高水準となった。一方、スケトウダラ資源は分布域の変化を見せている。20世紀末にほとんど漁獲されなかった石狩湾系ニシン資源は、2006・2009・2012年に出現した卓越群によって漁獲量が急増して2000トンを超えた。黒潮域の資源では、カタクチイワシ資源が2003・2004年を最盛期に減少傾向にあり、2013年には道東漁場における漁獲量が急減した。一方、マイワシ資源は2010年の卓越年級群発生以降に増加傾向が明瞭になり、マサバ資源も2004年の卓越群発生以降増加傾向を見せ、2013年にも卓越年級群が発生した。日本近海に来遊するサンマ資源は大きく減少しているのに対して、ブリ資源は歴史的な最高水準に達した。1980年代末に西部北太平洋で起こったレジームシフト に伴う漁業資源の大変動期から四半世紀が経過し、日本周辺海域では1990年代からの温暖レジームが次のレジームへと移行しつつあるかに見える。本シンポジウムでは、日本周辺海域における主要な漁業資源のうち、太平洋に分布する資源を中心に、近年の量的変動と質的変化を概観し、これらの資源変動とかかわる親潮域と黒潮域の海洋環境の変動傾向、および漁業の変化とその影響を探る。その上で今後の資源動向について論議する。

ポスターはこちらPDFファイル(1017KB)

11月28日(月)

趣旨説明

渡邊千夏子(中央水研)

13:00-

1. 近年のスケトウダラに認められる変化について

船本鉄一郎・千村昌之・山下夕帆・田中寛繁・石野光弘(北水研)

13:10-

2. 東日本大震災以降におけるマダラの急増とその要因

成松庸二・柴田泰宙・服部 努・永尾次郎・矢野寿和(東北水研八戸)

13:45-

3. ブリの資源変動要因と近年の動向

宍道弘敏(鹿児島県水技セ)

14:20-

休憩 (15分間)

14:55-

4. 近年のマサバ資源の変動と漁業の変化

由上龍嗣・上村泰洋・渡邊千夏子(中央水研)・川端 淳(水産庁)

15:10-

5. 北海道東部太平洋海域で漁獲されるサンマ沿岸北上群の資源状態について

三橋正基(道総研函館水試)

15:45-

6. 石狩湾におけるニシン資源の変動要因

星野 昇(道総研中央水試)

16:20-

7. 近年のマイワシ資源の増加過程

渡邊千夏子・由上龍嗣・上村泰洋・古市 生(中央水研)

16:55-

11月29日(火)

8. 近年のカタクチイワシ資源の変動と漁業実態の変化

上村泰洋・由上龍嗣・渡邊千夏子・古市 生(中央水研)

10:00-

9. シラス漁業から見たイワシ類シラスの種組成の変化

長谷川雅俊(静岡県水技研)

10:35-

10. 小型浮魚類の産卵と初期成長・生残

高須賀明典 (中央水研)・黒田 寛 (北水研)・奥西 武(東北水研)・米田道夫(瀬戸内水研)・大関芳沖 (水産機構本部)

11:10-

昼食 (60分間)

11:45-

11. 資源変動に対し水産加工業はどう対応したのか?~ノルウェーと我が国のまき網漁業の比較から

金子貴臣・廣田将仁(中央水研)

12:45-

12. 黒潮および続流域の物理環境変動

伊藤幸彦(大気海洋研)

13:20-

13. 日本周辺亜寒帯域における近年の海況変動

黒田 寛・戸谷夕子(北水研)

13:55-

総合討論

14:30-15:30

*本シンポジウムの聴講にあたり、障害等のため、設備、情報保障等の配慮が必要な場合は、あらかじめ申し出ください。

 連絡先:渡邊良朗(東京大学大気海洋研究所)

 TEL 04-7136-6260 FAX -6266 E-mail: ywatanabaori.u-tokyo.ac.jp

*11月28日夕方、懇親会を予定しております。参加人数の把握のため、参加を希望される方は以下までご連絡ください。

 連絡先:渡邊千夏子(中央水研) falconer+sym20161128affrc.go.jp

メールアドレスの「◎」は「@」に変換して下さい。

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