南海トラフ海溝型巨大地震の新しい描像 - 大局的構造と海底面変動の理解(その2)
更新日:2011年11月04日
(9月7日~8日 開催)
日 時:平成23年9月 7日(水)13:00~17:50
9月 8日(木)10:00~17:00
場 所:東京大学大気海洋研究所 講堂
〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 TEL 04-7136-6011
コンビーナー:朴 進午・芦 寿一郎(東京大学)
大気海洋研対応者:朴 進午
東京大学 大気海洋研究所 海洋底科学部門
〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5
TEL 04-7136-6363 jopark[at]aori.u-tokyo.ac.jp [at]は@に変換して下さい。
プログラム
9月7日(水) 13:00~17:50
13:00-14:45 セッション1 分岐断層の構造と物性
- 開会の挨拶 朴 進午(東大)
-
分岐断層深部の反射波特性
中村 恭之(JAMSTEC) -
分岐断層の形態と物性
山田 泰広・増井 玲央那・辻 健(京大) -
地震波異方性から推定される断層周辺の応力状態
辻 健(京大) -
沈み込みプレート境界地震断層における弾性波速度ギャップと異常間隙流体圧の推定:
四国白亜系四万十帯牟岐メランジュ
橋本 善孝・土居範昭(高知大)・辻 健(京大)
14:45-15:40 ポスターセッション
15:40-17:20 セッション2 インプット堆積層・前弧海盆
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沈み込みインプット研究の現状と今後の展開
斎藤 実篤(JAMSTEC) -
熊野海盆における鮮新世以降の大構造変形
森田 澄人(産総研) -
南海トラフに沿ったデコルマ挙動の変化
朴 進午・東 真幸・林 智胤(東大) -
インプットサイトC0011孔のコアとLWDデータ比較
真田 佳典(JAMSTEC)
17:20-17:50 総合討論1
18:00-20:00 懇親会
9月8日(木) 10:00~17:00
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海底下浅部構造からみた熊野沖南海トラフの変形・流体湧出
芦 寿一郎(東大) -
南海トラフにおけるメタンの分布:IODP第315次および316次航海を振り返って
土岐 知弘・上原 勇人・金城 一成(琉大)・井尻 暁(JAMSTEC)・角皆 潤(北大院理)・戸丸 仁・芦 寿一郎(東大) -
紀伊半島沖南海トラフ海域の熱流量分布と沈み込むフィリピン海プレートの温度構造
山野 誠・川田 佳史(東大)・濱元 栄起(埼玉環境セ)・後藤 秀作(産総研) -
日本周辺の巨大海底地すべり地形はどのようにしてできたのだろうか?
川村 喜一郎(深田地質研)
11:40-13:00 ポスターセッション・昼食
13:00-14:40 セッション4 堆積機構
-
細粒タービダイトの堆積機構
池原 研・西田 尚央(産総研) -
強震動堆積物とインターイベント堆積物
坂口 有人(JAMSTEC) -
熊野灘上部スロープ表層部に見られる堆積間隙
金松 敏也(JAMSTEC) -
四国海盆の半遠洋性堆積速度:中新世から現世に至るまでの時系列変動と島弧テクトニクス
成瀬 元・姚 奇峰・亀尾 浩司(千葉大)・齋藤 実篤(JAMSTEC)・Mike Underwood (University of Missouri)
14:40-15:00 休憩
15:00-16:40 セッション5 東北地方太平洋沖地震
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東北地方太平洋沖地震震源域における反射法地震探査
中村 恭之(JAMSTEC) -
反射法地震探査および地震前後の海底観察から推定される東北地方太平洋沖地震の断層運動メカニズム
辻 健(京大)・伊藤 喜宏(東北大)・芦 寿一郎(東大)・木下 正高(JAMSTEC)・YK11-04E乗船研究者 -
東北緊急掘削サイト周辺の地震活動と地下構造
日野 亮太(東北大) -
東北地方太平洋沖地震震源域付近の深層水中で観測された大規模メタンプルーム
角皆 潤(北大院理)他
16:40-17:00 総合討論2