研究活動
小型軽量深海カメラ及びAIによる映像解析システムの開発
バイオインフォマティクスを用いたサンゴ骨格マグネシウムの輸送経路に関する推定
西部北太平洋の植物プランクトン群集組成を制御する栄養物質供給機構の解明 ―北太平洋中層水から供給される鉄とケイ素の重要性―
地球史における “酸素に乏しい海” の多様性を新たなデータ科学的アプローチにより解明 ―海のレアメタル資源探査への新展開―
地球の軌道リズムが巨大噴火と気候変動のタイミングをつなぐ ―白亜紀最後の100万年間の気候変動を詳細に復元することに成功―
つながるサクラエビ ―日本・台湾間における遺伝的交流を解明―
雲の厚さと雲底の高さをGCOM-C地球観測衛星から全球規模で推定
深海での混合の謎 ―新しい海洋シミュレーション手法が見出した観測とモデルの不一致―
若手研究者紹介01:海洋生物資源部門 板倉 光 助教
魚類の回遊履歴推定の基盤となる太平洋の窒素・炭素同位体比マップが完成
北に行くほど生活を海に依存する通し回遊魚 ―海へ降るイワナの多様性の地理的変異―
重い材質のマイクロプラスチックの行方 ―過去65年間の北太平洋の海底蓄積を推定―
2024年9月の奥能登豪雨による珠洲市沖の海底環境の変化
海洋プランクトンの「光共生」の進化史を解明 ―外洋域生態系におけるニッチ形成メカニズム―
海水魚のマイクロプラスチック排出は速いが腸に残る ― 同一魚種による海水・淡水中での粒子排出動態の比較 ―
過去30年間でシラスウナギの加入先が北上 ―数値シミュレーションとフィールド調査によるアプローチ―
アタマをつかった紫外線対策 ―メダカは脳下垂体で紫外線を感じ、身体を黒くして紫外線を防ぐ―
黒潮が輸送する有毒渦鞭毛藻 ―外洋域における渦鞭毛藻の多様性と生物地理―
地球のエネルギー収支への雲と塵の影響をEarthCARE衛星観測から算定する手法を開発
父親は顎の色を変えて口内の卵を隠して育てる ―口内保育する魚における「隠すための婚姻色」―
水と氷が混ざった雲からどのように雨が降るのかを衛星観測から明らかに
海の動物プランクトンも病気になる? ―海洋性ウイルスがカイアシ類の生理・生態に影響―
窒素循環を駆動する微生物の網羅的検出法を開発 ―アンモニア酸化酵素遺伝子の選択的シークエンシングによる 遺伝的多様性解析―
ミランコビッチサイクルのパラドックスに迫る ー温暖化した海洋が引き起こしたスーパー間氷期―
温暖期なのに昔の東京湾は冷たかった? ―過去の温暖期を生きた貝化石から水温の季節変化を復元―
最古の光合成生物「シアノバクテリア」の新しい光利用システムを発見 ―ロドプシンによる環境適応の軌跡が明らかに―
サンゴの身体のどこでどんな遺伝子が発現しているのか? ナガレハナサンゴのゲノム解読と組織別遺伝子発現解析
サメの赤ちゃんを守る自然のゆりかご ―サメの卵の中の特殊な微生物環境を解明―
北太平洋の亜鉛とケイ素の乖離を海洋物質循環モデルで再現
世界標準放射性炭素年代補正カーブへの問題提起 ―熊本県人吉球磨地方の鍾乳洞から明らかになった水循環の影響―