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大気海洋科学スプリング・インターンシップ

2019(平成31)年 東京大学大気海洋研究所 「大気海洋科学スプリング・インターンシップ」募集要項

東京大学大気海洋研究所「大気海洋科学スプリング・インターンシップ」とは、将来、大学院進学を検討している学部学生を対象に、研究室の活動に参加することによって大気や海洋研究にふれて将来の進路を決める際の参考にしていただくためのものです。インターンシップの受講を通じて、最先端の研究を実際に体験できる数少ない機会ですので、興味ある方は是非ご参加ください。

1.受講について

(1) 「テーマ一覧」に掲載されている各テーマは原則3日間(計約15時間)です。(最大2テーマ受講することができます。参加申込書に受講希望テーマ数を記入してください。)
(2) 参加申込書の希望理由および実施教員等の所見に基づき、所内委員会で書類審査を行います。

2.申請手続き等

対象学生 現在、大学学部に在籍する者(2019(平成31)年4月1日に在籍のこと)(*1)
定員 テーマごとに人数を設定する
実施期間 2019(平成31)年3月1日(金)~ 4月12日(金)の間
実施場所 各テーマの実施場所は以下のいずれかで、テーマ一覧に記載されています。
○東京大学大気海洋研究所
  〒277-8564 千葉県柏市柏の葉5-1-5 
  大気海洋研究所本館および総合研究棟2, 3F
  (一部所外で実施する場合もあります。フィールドには出ません。)
○東京大学大気海洋研究所 国際沿岸海洋研究センター
  〒028-1102 岩手県上閉伊郡大槌町赤浜一丁目19番8号
参加費用 無料(ただし、交通費、宿泊費などは参加者負担です。)
申込方法 参加申込書を下記提出先宛までe-mail(電子ファイル)で送付してください。
参加申込書は以下からダウンロードしてください。
    ・参加申込書(MS-Word形式)
大気海洋研究所が申込書をe-mailで受信しましたら、受信メールを送ります返信がない場合は電話で必ずお問い合わせください。

提出・問合先:東京大学大気海洋研究所
国際・研究推進チーム
e-mail:iarp◎aori.u-tokyo.ac.jp
  「◎」は「@」に変えて下さい。
tel:04-7136-6014
申込期間 参加申込受付は終了しました。2019(平成31)年1月7日(月)~2月8日(金)
選考結果の通知 書類選考後、3月初旬までにe-mailにより申込者宛に通知予定
保険 万一の事故やけがに備え、必ずインターン参加の前に、災害傷害保険及び賠償責任保険等(学生教育研究災害傷害保険(学研災付帯賠償責任保険)等)に各自加入してください。なお、東京大学の学生は学生教育研究災害傷害保険には全員加入済ですが、学研災付帯賠償責任保険への加入は任意となっています。
備考 (*1)高等専門学校専攻科の学生も大学学部に準じて受け入れます

3.テーマ一覧

通番 教員氏名
(職名)
日程 場所 定員 テーマ名 研究内容
1 狩野 泰則
(准教授)
小島 茂明
(教授)
3月27日(水)~29日(金)までの3日間。希望者との協議の上、多少移動する可能性あり。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
6名 深海動物の分布を探る 深海に生息する底生動物(ベントス)の種は、どのような深度・水平分布をもち、また何がそれら分布を規定するのか? 日本周辺での航海で得られた貝類試料についてDNA配列取得と形態解析を行い、この謎に迫ります。
2 沖野 郷子(教授)
秋澤 紀克(助教)
3月11日(月)~13日(水)、3月26日(火)~4月1(月)、4月4日(木)~5日(金)の中から3日間。希望者との協議の上、多少の変更は可能。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3名 海洋地殻の生成と進化 地表の大半を占める海洋底、その実態を(1)観測船や深海ロボットで得られた地形データの解析と(2)海底から実際に得られた岩石の薄片作成・観察を通じて考えましょう。
3 伊藤 進一(教授)
小松 幸生(准教授)
3月25日(月)~3月29日(金)までのうち、2日間程度(日程は希望者との協議の上で決定します)。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
5名 地球温暖化の海洋生物への影響を数値モデルを用いて探る 地球温暖化が進行する中、海洋生物はどのような影響を受けるのでしょうか。数値モデルを用いて地球温暖化の影響を評価する実験を体験します。(http://lmr.aori.u-tokyo.ac.jp/
feog/index.htmlこのリンクは別ウィンドウで開きます
)
4 藤尾 伸三(准教授) 3月25日(月)~4月5日(金)までの2日間。日程は希望者と協議して決めます。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
2名 海洋深層循環に関するデータ解析 深さ数千メートルの深海の流れはどのように調べるのでしょうか。深層循環や観測手法について解説をしたのち、実際の流速や水温・塩分データを使って、簡単なプログラミングによるデータ解析の実習を行います。
5 田中 潔
(准教授)
道田 豊
(教授)
期間中の2日間程度。日程は希望者と調整して決めます。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3名 沿岸の海洋物理学・海洋力学 沿岸域の海の流れの物理学を、観測・数値実験・理論など、多様な角度から研究する方法を学ぶ。
6 小畑 元
(教授)
乙坂 重嘉(准教授)
3月25日(月)~26日(火)または4月1日(月)~5日(金)までの2日間、日程は希望者との協議の上、多少移動することも可能。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3名 海水中の微量元素・同位体分析 海水中の微量元素・同位体についての基本的な知識を学習するとともに、分析法について、実際の分析装置を使用しながら練習を行う。
7
芦 寿一郎(准教授)
朴 進午
(准教授)
3月11日(月)~29日(金)までの間の2日間。日程は希望者と協議のうえ調整する。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
4名 沈み込み帯の堆積と変形を試料・水槽実験・地震探査記録から探る プレート沈み込み帯の堆積作用と浅部の変形作用について、地質試料、水槽を用いたアナログ実験、反射法地震探査記録の解釈から学ぶ。
8 岡 顕
(准教授)
3月26日(火)から28日(木)の3日間で実施予定 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3名 気候変動と海
~気候モデルシミュレーション体験~
気候モデルを用いた研究を紹介する講義を通じて、また自分でも簡単な数値シミュレーションを体験しながら、海洋(とくに海洋深層循環)と気候変動(地球温暖化や古気候変動)との関わりについて学びます。
9 佐藤 正樹(教授)
宮川 知己(特任助教)
伊藤 純至(助教)
3月1日(金)~4月12日(金)の間の2または3日間、日程は希望者との協議の上、決定します。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3名 全球非静力学大気モデルNICAMによる数値実験 全球非静力学大気モデルNICAMの方程式系・差分法・構造の理解、およびNICAMを用いた台風等の数値実験、解析を行う。
10 兵藤 晋
(教授)
3月後半あるいは4月上旬の連続する3日間の予定。日程は希望者と協議の上決めます。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
4名まで 魚類の海洋環境への適応機構 講義に加え、主にサメ類やメダカを用いて、エコー検査や血管カニュレーションと採血、血液の浸透圧やイオンの分析、血中ホルモン濃度の分析、イオン輸送分子の染色と観察、解剖、などを通して、魚類が海という環境に適応するしくみを学ぶ。
11 青山 潤
(教授)
福田 秀樹(准教授)
田中 潔
(准教授)
北川 貴士(准教授)
希望者と協議の上決定 国際沿岸海洋研究センター 5-10名程度 沿岸海洋学・生態学への招待 平成30年7月に開所した国際沿岸海洋研究センターにて、物理学、化学、魚類生態学、底生生物学などを網羅した沿岸海洋研究に関する実習を行う。また、大槌町周辺の研究機関および震災復興の視察も予定している。
12 川幡 穂高
(教授)
横山 祐典
(教授)
黒田 潤一郎
(准教授)
3月29日(金)・30日(土)の2日間 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
9名 化学・生物・地質手法による過去の環境復元 表層環境、温暖化研究などと関連した過去の環境復元の講義と実験を行う。
13 永田 俊
(教授)
小川 浩史(准教授)
3月11日(月)~4月12日(金)までの期間で連続した2日間程度。日程は希望者との協議の上で決定する。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
3-6名程度 地球環境を理解するための海洋における物質循環研究 海洋における物質循環研究の具体例を紹介しながら、それが温暖化などの地球環境問題を理解するためにどう役に立つのかを議論する。また、研究を進めるための具体的な手段について、分析機器等を見学しながら学ぶ。
14 伊藤 幸彦 (准教授) 3月29日(金)~4月16日(火)までの2日間。日程は希望者と協議して調整する。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
2名 沿岸-外洋移行帯の観測・モデリングとデータ解析 沿岸から外洋の移行帯を対象とした調査船観測、衛星観測、数値実験から得られたデータを実際に解析しながら、沿岸-外洋移行帯の物理環境・物質分布の特徴と、生物生産・生態系への影響を理解する。
15 阿部 彩子 (教授)
吉森 正和 (准教授)
3月11日(月)~4月3日(水)の期間の2~3日間。日程は希望者と協議する。 大気海洋研究所
(柏キャンパス)
5名 地球システムのシミュレーション入門~気候と氷床の過去や将来 気候モデル(大気大循環モデル、海洋大循環モデル、氷床モデルなど)を用いて、大気・海洋・氷床間の相互関係(地球システム)の理解を目指す。具体的には、古気候における様々なシミュレーション結果を解析したり、簡単なモデルを動かしなから、地球気候がどのように決まっているかを学習する。