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マアナゴの産卵場所を発見! -沖ノ鳥島南方の九州-パラオ海嶺上に特定-

2012年2月23日

独立行政法人水産総合研究センター
東京大学大気海洋研究所
九州大学

・ふ化後3-4日と推定されるマアナゴの孵化仔魚を沖ノ鳥島南方約380 km南の海域で採取に成功しました
・これまで不明であったマアナゴの産卵場所が特定できました

 

マアナゴは、寿司や天ぷらの食材として人気がある魚で、日本のみならず、韓国や中国でも漁獲され、東アジア全体での水産重要種です。マアナゴの漁獲量は近年減少していて、将来にわたって持続的な漁獲ができるように対策をとらなくてはなりませんが、そのためにはマアナゴの生活史を知る必要があります。しかし、これまで成熟した親魚が捕獲されたことはなく、産卵場がどこにあり、いつ産卵が行われているか分かっていませんでした。

 このたび、水産総合研究センター、東京大学大気海洋研究所および九州大学の共同研究チームは、マアナゴのプレレプトセファルス(孵化後間もない仔魚)を採集することで、マアナゴの産卵場所の特定に成功しました。プレレプトセファルスで最も若い段階のものは、沖ノ鳥島から約380 km南の海域(北緯17度、東経136 度)で採集され、孵化後日数は3-4日と推定されたことから、沖ノ鳥島南方の九州-パラオ海嶺上の海域がマアナゴの産卵場所であると特定しました。

今回の発見は、東アジア全体でのマアナゴ資源の変動機構を解明する調査研究へとつながり、今後の資源管理のための貴重な科学的根拠となるものと期待されます。この成果は学術雑誌Fisheries Science電子版(2012年2月23日)に掲載されています 。

プレスリリース資料PDFファイル

2008年研究トピックス「マアナゴの産卵場はどこにある?」

学術ニュース