ノロゲンゲBothrocara hollandi(Allolepis hollandi)

  • ノロゲンゲ横
  • ノロゲンゲ背

基本データ

採集海域:日本海隠岐周辺海域

採集水深:380m

採集日:2009年11月22日

標本サイズ:20cm程度


日本海,オホーツク海,北海道沿岸に分布するスズキ目ゲンゲ科の底生魚類.日本海では特に生物量が大きく,生態的に重要な位置を占めている.寒天質の柔らかい体が特徴的.

詳細データ

本個体は隠岐周辺で採集されたもので.地元ではアマエビやカニなどと混獲され「どぎ」と呼ばれて汁物の具として親しまれているが,足がはやく市場にはあまり出回らない.また本種は日本海に生息する深海性底魚の最優占種であり,水深200mから2000m以深にまで広く分布する.非常に大きな卵を少数,泥中に産み付けると考えられているが,生態については不明な点が多い.

CT像の見所

 

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