ホテイエソPhotonectes albipennis

基本データ

採集海域：八戸沖

採集水深：600m

標本サイズ：約20cm

本種は西部太平洋の温帯域から亜熱帯域に産し，主に中深層に分布する．特徴的な眼後発光器のほか，下顎から伸びる髭の先端部の形状も分類形質とされる．

本個体はトロール操業により採集されたものであるが，採集過程で水圧の関係から腸が飛び出してしまったようだ．CT像では骨格がはっきりと確認できない．下顎がよく発達しており，笑ったような顔は七福神の布袋さんを連想させる．

発達したアゴ

CTデータを使ってグリグリを楽しむには？

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