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No.5研究=サッカー

Ocean Breeze 第9号(2012秋)

岡英太郎(海洋物理学部門海洋大循環分野・准教授)

 15年前、博士課程1年の頃、アメフトをやめて運動不足になったので、昼休みのサッカーに参加しだした。すぐに夢中になり、毎日サッカーをするために中野キャンパスの海洋研に通った。夏には練習後に近くの商店街に直行してビールを飲むなど、ろくでもない学生生活だった(実は今も大して変わらないが)。もっとも、学生の頃は研究にさほど魅力を感じていなかったので、もしサッカーと出会っていなければ、研究者にはなっていなかったかもしれない。当然のことながら博士論文の出来もよくなく、しかも論文発表会の3日前にサッカーで足首を骨折するというミスを犯したが、何とか卒業することができた。

 卒業後もJAMSTEC、スクリプス海洋研究所でサッカーを続け、6年前に海洋研サッカー部に復帰した。その間、サッカー人脈は増え続け、今では国内外の学会、各種会議・委員会、観測航海など、どこにでかけてもサッカー仲間に出会わないことがない。これまで、そういったサッカー仲間に色々と刺激を受け、また様々な場面で助けられてきた。研究者としては凡人の自分がここまでやってこられたのは、そういった仲間の存在があったからだと思っている。

 海洋研に戻ってからは教員という立場でサッカーに参加するようになったが、自分が学生だった頃に比べると、「とりあえずサッカーしておけばいいや」といった感じのサッカー馬鹿の学生がだいぶ少なくなった。特に2年半前に柏キャンパスに移転してからは学生の参加が少なく、参加者のほとんどが職持ちであることが少なくない。今の学生は真面目でスマートな反面、(自分たちが考える)最短距離を行こうという指向が強いように感じる。そんなに要領よくやって、将来壁にあたったとき大丈夫かと心配になることもある。

 と、ここまで書きたい放題書いたが、これを見て発奮した学生たちに次の練習でガリガリ削られるのを楽しみにしている。