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UTokyo-ANU戦略的パートナーシップシンポジウム開催報告

更新日:2017年05月25日

東京大学理学部2号館講堂にて、3月17日にUTokyo-ANU戦略的パートナーシップシンポジウムを行いました。午前中に第3回目となる全体シンポジウムを行った後に約30名が参加して実施されました。3月で終了となる第1期で中心的な交流となってきた地球惑星科学分野について、理学系の飯塚准教授と博士課程の日比谷氏による初期地球や隕石研究と共同研究の実施状況の紹介後、オーストラリア国立大(ANU)の地球科学研究所(RSES)の海洋物理学者で羽角教授の共同研究者でもあるAndy Hogg准教授の講演がありました。続いて、関連研究を行っている、平林、尾崎両名の大学院生の発表がありました。総合文化研究科のグループと共同で実施しているANU学生への講義も分担いただいている秋田大学のObrochta准教授による最近150年間の気候変動に関する講演後、考古学と古気候と題して、ANU考古学教室のGeoffrey Clark准教授による人類の移動について講演いただきました。修士の福與氏はフィールドワークを共にしており、その内容を発表すると共に、理学部4年の畑中氏はClark准教授との共同研究で行っているマダガスカル島の絶滅カバの食性変化復元について発表しました。一方で4月開始の第2期の生命科学への展開に向けて、新里准教授にゲノムを使ったサンゴ研究について、兵藤教授にサメを含む魚類研究の展開について講演いただきました。道田副所長による閉会挨拶でも触れられていましたが、第2期に向けてとても興味深いシンポジウムとなりました。なお全て英語で行い、司会は博士課程の学生2名がとりしきりました。(横山 祐典)

質問をするAndy Hogg准教授

道田副所長の挨拶

コメントする理学系の飯塚准教授

シンポジウムポスター

シンポジウム報告

その他