連続観測機器を用いた海洋環境モニタリングと有効活用に関する研究会
更新日:2015年11月20日
(2015年10月22-23日 開催)
日 時:平成27年10月22日(木)9:30~17:30
平成27年10月23日(金)9:00~10:00
場 所:研究発表会
大槌町役場 大会議室
〒028-1192 岩手県上閉伊郡大槌町上町1番3号 TEL 0193-42-2111
施設見学
東京大学大気海洋研究所 国際沿岸海洋研究センター
〒028-1102 岩手県上閉伊郡大槌町赤浜2-106-1 TEL 0193-42-5611
岩手県水産技術センター
〒026-0001 岩手県釜石市平田第3地割75-3 TEL 0193-26-7911
研究代表者:高木秀蔵,岡山県農林水産総合センター水産研究所
〒701-4303 岡山県瀬戸内市牛窓町6641-6 TEL 0869-34-3074
shiyuuzou_takagi◎pref.okayama.lg.jp
共 催:大槌町
※メールアドレスの「◎」は「@」に変換して下さい。
趣旨
近年、海洋観測機器の技術開発が進み、現場に設置するだけでデータを取得できる連続観測機器を使用した研究が進んでいる。散発的な調査に依存しない連続データは、出水、水温の急変、外洋水の流入といったイベントを確実に把握できるため、海洋生物、水産有用種に与える水質環境の影響を検討する上で、重要性はさらに高まるものと考えられる。ところが、これらの機器を使用した調査、研究については始まったばかりであり、不適切な設定によるデータ取得、誤った手法で取得されたデータによる解析も散見される。また、解析についても個々の研究者が試行錯誤しながら実施している段階であり、統一的な手法は確立されていない。そこで、連続観測機器を用いて調査、研究を行っている研究者、機器の販売業者が相互に情報、意見の交換を行うことにより、問題点の抽出や改善のための方策を検討するものである。
プログラム
10月22日(木)
9:30~11:00 於)国際沿岸海洋研究センター
オリエンテーション,大槌湾の現場視察および施設内視察
13:00~17:30 於)大槌町役場 大会議室
研究発表会(下記のとおり)
10月23日(金)
9:00~10:00 於)岩手県水産技術センター
施設見学
連続観測機器を用いた海洋環境モニタリングと有効活用に関する研究発表会
平成27年10月22日(木)
13:00~13:10
挨拶および開催趣旨の説明
高木秀蔵(岡山県農林水産総合センター水産研究所)
13:10~13:25 要旨 スライド
播磨灘のノリ養殖漁場における連続観測機器を用いたモニタリング
原田和弘・宮原一隆(兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センター)
13:25~13:40 要旨
徳島県沿岸海域における栄養塩環境と連続観測機器を用いたモニタリング結果
池脇義弘・西岡智哉・平野 匠(徳島県立農林水産総合技術支援センター 水産研究課)
13:40~13:55 要旨 スライド
備讃瀬戸のノリ漁場における栄養塩のテレメトリー技術の開発
山下泰司・高木秀蔵(岡山県農林水産総合センター水産研究所)・渡辺 新(岡山県農林水産部水産課)
13:55~14:10 要旨 スライド
有明海における海洋環境モニタリング-自動観測ブイ等の連続観測機器の活用-
樽谷賢治・岡村和麿・徳永貴久・木元克則(国立研究開発法人 水産総合研究センター 西海海区水産研究所)
休憩 14:10~14:20
14:20~14:35 要旨
大槌湾の表層・底層水質リアルタイムモニタリングの現状と課題
小松幸生・田中 潔・松村俊吾(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
14:35~14:50 要旨 スライド
気仙沼湾における水質観測システムの活用法
澁谷和明(宮城県水産技術総合センター 気仙沼水産試験場)・日下啓作(宮城県農林水産部水産業基盤整備課)
14:50~15:05 要旨 スライド
岩手県沿岸の栄養塩環境
内記公明・渡邊志穂・加賀新之助(岩手県水産技術センター)
休憩 15:05~15:15
15:15~15:30 要旨 スライド
ワイエスアイナノテック株式会社が有する連続観測機器とその活用事例
岸 昌仁(YSIナノテック株式会社)
15:30~15:45 要旨
JFEアドバンテック株式会社が有する海洋機器及び特長及び使用例等
向井浩文(JFEアドバンテック株式会社)
15:45~16:00 要旨 スライド
株式会社CT&Cが有する連続観測機器とその活用事例
柏 俊行(株式会社CT&C)
16:05~17:00
総合討論