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パブリックコロキウム:福島から放出された放射性物質の影響について最新の調査報告

更新日:2012年08月07日

(2012年11月14日 開催)

 

西部北太平洋沿岸域から外洋にかけての安全性、そして海洋生態系と海産物に対する因果関係を理解するために、日本の機関や研究グループそして国際的な専門家による調査と分析が進められている。数々の調査が行われ、調査結果が明らかになりつつある現在もなお、国民には多くの基本的な疑問と懸念が残っているのが現状である。

• これからどのくらいの間、海の汚染は続くのか。

• 魚は食べて安全なのか。

• 健康への影響はどのくらいあるのか。


科学はこれらの質問すべてに確証を持って答えることはできないが、国民への広い情報提供、そして公共の不安緩和にむけて、 既知と未知の課題を認識するためのひとつの手段である。様々な要因に向き合う場として、2012年秋、東京大学において2日間のサイエンスシンポジウムを予定している。さらにサイエンスシンポジウムにひきつづき 、一般市民向けのパブリックコロキウムの開催も東京とウッズホールの二会場で予定しており、福島から放出された放射性物質の影響について最新の調査報告を行う。



サイエンスシンポジウム:2012年11月12、13日、東京大学にて開催予定
 サイエンスシンポジウムの目的は、福島から放出された放射性物質について、海の安全性、海洋生態系そして人体への潜在的な影響について科学的な検証に基づく報告を行い、今現在何を理解しているか、そしてまだ認識していない事柄について議論する。シンポジウムでは、リスク評価、経済的影響、政策的合意、そして重要課題としてこれらの情報がどのように国民に伝えられるのかについて、招待参加者による様々なテーマの意見交換が行われる。

パブリックコロキウム
2012年11月14日、東京大学にて開催予定
2013年(日程未定)マサチューセッツ州ウッズホール海洋研究所にて開催予定
サ イエンスシンポジウムにひきつづき、二つのパブリックコロキウムが日本とアメリカで行われる予定である。専門家パネル(シンポジウム講演者と委員会メンバー)らによる調査報告の発表及び、ウッズホール研究所でのMorssコロキウム形式に従い、メディア関係者、会場の参加者との質疑応答形式で行われる。

開催資金提供
 シンポジウム、コロキウムは国際交流基金日米センターウッズホール海洋研究所Morssコロキウムサポート)、東京大学大気海洋研究所、 およびGordon and Betty Moore 財団からの共同支援により開催される。

研究集会