東京大学 大気海洋研究所50年史 1992-2001 東京大学 大気海洋研究所50年史 1992-2001

第4章 大気海洋研究所の組織と活動

4-1 共同利用と国内外共同研究の展開

4-1-5 国際学術交流協定,外国人客員教員,外国人研究員

海洋科学と気候科学は,研究対象域が時に全球に及び,グローバルな性格を持つ.海洋研究所,気候システム研究センター,大気海洋研究所は国際学術交流協定,外国人客員教員の招聘,外国人研究員の受け入れを積極的に行ってきた.海洋研究所では海洋科学国際共同研究センター(現国際連携研究センター)が,気候システム研究センターでは外国人客員分野選考委員会が,大気海洋研究所では国際連携研究センターが,これらの実務を担ってきた.

国際学術交流協定を結んだ研究機関は,ここ20年間で,アメリカ,イラン,イギリス,インド,オーストラリア,韓国,タイ,台湾,フランス,マレーシアとのべ10カ国に及んでいる[➡資料2―1].2012年度には,さらにベトナム,ロシアの研究機関と協定を結ぶ予定である.

招聘した外国人客員教員の所属機関は,ここ20年間で,アイルランド,アメリカ,イタリア,イギリス,インド,インドネシア,エジプト,オーストラリア,オランダ,カナダ,韓国,スイス,タイ,台湾,中国,ドイツ,ハンガリー,バングラデシュ,フランス,ポルトガル,ロシアとのべ21カ国であった[➡資料1―6―2].

受け入れた外国人研究員の所属機関は,ここ20年間で,アメリカ,イエメン,イタリア,イギリス,イスラエル,インド,インドネシア,エジプト,オーストリア,オーストラリア,オランダ,カナダ,韓国,ギリシャ,コロンビア,シリア,スイス,スウェーデン,スペイン,タイ,台湾,中国,チュニジア,チリ,デンマーク,ドイツ,ニュージーランド,バングラデシュ,フィリピン,ブラジル,フランス,ベラルーシ,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マレーシア,ロシアとのべ37カ国であった[➡資料2―9].